値千金

昨日まで、二泊三日で妻の実家に滞在してきた。その間、妻の実家の家族と一緒に買い物に行ったり、子供と遊んだり、みんなで外食に行ったりして過ごした。子供が生まれて以降、妻の実家の家族とは、自分の実家の家族よりよっぽど長く一緒に過ごしている。だから、自分も特段、言葉や行動に気を遣ったりはしていないし、逆にお客さん的におもてなしされて気を遣われたりする心配もないので、滞在中も普段通りリラックスして過ごしていた。1日が子供中心のスケジュールという意味でも、アパートで過ごす休日とあまり変わらなかった。

 

それからしてみれば、今日は打って変わって、非常に特別な休日だった。妻と子供を実家に残して、昨夜のうちに自分だけ一足早くアパートに帰宅したため、今日は丸1日フリーに使えたからだ。しかも、のど風邪はほぼ完治したので、体調もかなりいい。こんな休日は、年に1回あるかないかの非常に貴重な存在であり、自分にとっては10万円くらいの価値がある。一時も無駄にしてはなるまいと思って、数日前から頭の中にTO DOリストを作っていたこともあり、今日は朝早くからテキパキとあちこち動き回った。一つ一つは説明しないが、結果的に、大小合わせて十数件の用事を済ませることができ、満足いく1日を過ごせた。妻と妻の実家の家族には感謝しているし、明日からまた家事に育児に頑張ろうという前向きさもチャージできたので、非常によかったと思う。

 

 

おそらく、妻にとっても同じように、こうした休日は必要なのではないだろうか。お互いに年に何日か、夫婦の片方が家事育児を全部受け持つことで、相手にフリーの休日をプレゼントしてみるというのも、夫婦関係を円滑にするために重要なのではないかと、今日の経験から感じている。受け持つほうは大変ではあるが、メリハリをつけることのメリットは、一時的な負担を上回る効果を持つと思われる。自分としては、妻がリフレッシュしてご機嫌で帰ってきてくれるなら、それくらいの負担は全然苦にならないし、そもそも普段からしているので負担とも感じない。明日、妻が帰ってきたら、様子を見つつこのプランを慎重に提案してみようと思う。

 

(30分)