2018/2/11:ロッテアライリゾート

先週末の三連休2日目の2月11日(日)、上越まで遊びに来てくれたMちゃんと一緒に、地元のスキー場へ。行き先は、昨年12月16日から11年ぶりに再オープンした、ロッテアライリゾート(旧新井リゾート)。自分にとっては小学生の時以来の利用で、どんなコースだったかの記憶も全くなく、実質初めての利用に等しかった。地元にあるのに、ずっと閉鎖されていて使えなかった施設が再びオープンしたことから、RPGではよくある「封印されていた古代神殿」に足を踏みいれるような気分で、少しばかりテンションが高揚していた。


現地に行ってみて、前評判通りの施設の新しさ、巨大さ、それがこんな地方の山中に突然現れる現実感のなさ(ある種の虚構感と言ってもいい)に、圧倒された。これだけ金がかかっていれば、リフト1日券が6000円という、周辺のスキー場の早割券2枚以上分に相当する高額なのにも一応納得できる。しかし、それでも高すぎる。自分はネットで買った早割券を使ったが、それでも5200円した。連休中だというのにお客さんがこんなに少なくて大丈夫なのか、いや大丈夫じゃないだろ、という不安を感じた。


さて、肝心のスキー場のコースだが、とにかく広大で、非圧雪のコースが豊富で、何日も滞在して滑りたくなるような素晴らしいものだった。頂上と麓の標高差もあって全体的に中上級者向けなことから、チャレンジしがいがあり、1日では全てのコースを滑りきれなかったほど。特に素晴らしかったのは、ゲレンデからの眺望だった。午前こそ吹雪だったものの、午後から雪が止んで、麓まで見晴らせるようになると、頸城平野が眼下に一望できて、その雄大な眺めに思わず足を止めて何度もカメラを取り出した。高いリフト券代を払っても来る価値があったと、その景色を見て満足した。残念だったことは、風が非常に強かったことと、溶けた雪が凍って固くなっていたことくらい。天気のいいときにまた来ようと心に決めて、少し早めに切り上げた。









その後は、Mちゃんとともに近くの日帰り温泉に行って汗を流し、電車を使って高田本町へ。居酒屋で、今日のスキー・スノボーの話や、仕事のことや、自分の家庭のことなどを語りつつ、食べて飲んで大いに楽しんだ。友人との飲み会は昨年8月以来で本当に久々だったので、実に楽しかった。妻もこの日は「たまには息抜きしてきて」と特別に1日遊びに出ることを許してくれていた。その配慮が心からありがたかった。


Mちゃんはその日はアパートに泊まり、翌日の朝に雪の降る中、車で新潟に帰っていった。これからも、友人とのこうした時間を大事にしていきたい。

(40分)