卒アル

自分のアルコール離れが著しい。この1年で、アルコールをほとんど飲まなくなってしまった。きっかけは、子供の誕生を控えて、いつ何が起きても対応できるように、また願掛けも兼ねて、去年4月以降飲酒をしないようにしたことだった。5月下旬以降、8月に生まれるまでの間は完全に禁酒状態になり、自宅ではもちろん、友人とビアガーデンに行ったときでさえ一滴も飲まなかった。その影響で、出生後も自宅での晩酌はほぼ皆無となり、職場の飲み会でもノンアルコールで通すことが定着した。おかげで、微々たるものだが酒代が浮いたし、車を運転できるので飲み会の帰りの足を考える心配もなくなった。シラフなので二次会に行くこともなくなり、飲み会の日には残業しない分いつもより早く帰れるようになった。元々自分は、職場の飲み会でばか騒ぎしないタイプなので、このままずっとノンアルコールで通そうかなと思い始めた。友人との飲み会は例外として、今後は基本的に自分はお酒を飲まないのを基本にしてもいいんじゃないか、それで全く困らないし、むしろメリットのほうが大きいと考え始めている。アルコールからの卒業、いわば「卒アル」である。お酒はあくまで嗜好品だし、元々飲めない下戸の人と同じ立場になると思えば、そうおかしな話ではない。今年は正月ですら、飲まないで過ごしたほどだから、自分にはこれが最も自然な流れだったのだと言える。


今後は年数回の友人との飲み会というハレの場を、アルコール解禁日として楽しみにして、卒アルを続けていきたい。

(携帯、25分)