池の平温泉スキー場【2014-15スキー⑨】

今日は、建国記念の日。仕事は休みだ。水曜日に祝日がくると週の途中で一息つけるので非常にありがたい。特に、今の状況だと一週間を5日間通して働くのが肉体的にかなり厳しいので、心底助かる。そんな今日は、朝から青空が広がり、妙高山の全景をはっきり眺めることが出来た。これ幸いと思って、朝から地元の山にスキーに出かけた。


車で走ること40分弱、妙高市の「池の平温泉スキー場」に到着した。ここで9時から11時まで滑った。早割リフト券を使って1日券と引き換えたが、滑ったのは2時間だけだった。晴天で雪質がだんだん悪くなることや、時間が経つに連れお客が増えて混んでくること、スキー場自体が全体的になだらかで初中級者向けであること等から、それだけ滑ればもう十分だろうと考えた。新雪が積もった朝のコンディションが良好なだけに、時間が経つほど条件は悪化するしかないし、妙高山は晴れた日の午後はガスりやすいという特徴があるので、せいぜい午前中が限度だった。実際、休みなく2時間滑ったらほぼ全コースを滑り切ってしまったし、足も結構疲れたので、2時間で十分だった。ただ、お客もそれほど多くない中で、圧雪車がつけた溝の残ったゲレンデを、スピードを出して一気に滑るのはとても気持ちがよかった。自分は飛ばし屋なほうなので、最上部から麓までの3kmをノンストップで滑ったところ、4分30秒で滑り切ってしまった。そんな感じで、さっと滑って、さっと帰り、12時前には帰宅。午後は家で過ごした。




↑お客のいないゲレンデを一人でのびのびと滑るのは贅沢なひとときだ。


ちなみに、今回はリフト上での手持無沙汰な時間を活用するために、リフトに乗りながらスキーの本を読んでみた。晴天で風もなく、リフト上で本を読むこと自体は特段支障はなかったのだが、フードがないリフトだとケーブルから水が滴り落ちてきて本が濡れてしまうという問題があり、あまり得策ではないと分かった。読んだ後捨てるような雑誌ならば、濡れてしまってもいいだろうが、薄い紙だとグローブを付けた手ではページをめくれない可能性がある。また、うっかり手が滑って本やストックがリフトから落下してしまうリスクも無視できない。ゴンドラならともかく、一人でリフトに乗っているときは、大人しく考え事でもしているのが、やっぱり唯一にして最善の選択なのかもしれない。

(45分)