杉ノ原スキー場【2014-15スキー②】

年末年始の9連休初日の今日は、杉ノ原スキー場でスキーをしてきた。家から車で40分ほどのところにある地元のスキー場であり、自分にとっては「ホームグラウンド」と呼ぶべき一番お気に入りの場所である。


2014年の勤務は昨日が最終日。仕事は中途半端なまま一旦強制終了し、翌年に繰り越せない17日と6時間分の年休は、はかなくもったいなくも消滅することになった。仕事が思いどおりに行かなかったことから、何だか休みに入った気がしなくて、心身のモヤモヤ感が半端ない。そんな気持ちを吹っ飛ばすためには、スキーに行って思い切りかっ飛ばすのが一番いい・・・ということで、連休初日の朝から、規則正しく6時半に起きて、テキパキと身支度をして一人で山に出かけたのだった。


今日の予報は、雪のち晴れ。スキーをするには悪くない天気である。スキー場に着くまでは、雪がちらついていた。混んでいることを予想して、「ちょっと遅かったかな」と思って現地に9時前に着くと、意外や意外、駐車場もリフト券売り場も、ゴンドラ乗り場も、ガラガラだった。全然お客さんが少ないのである。長期休みの初日くらい家でゆっくりしていようじゃないか、というのが一般の人の心理なのだろう。おかげで、行列に並ぶこともなく、ストレスフリーでスムーズに行けた。ゲレンデコンディションは、積もったばかりのパウダースノーがたっぷりで、非常に良好だった。やはり12月末から1月中旬くらいまでの雪質がベストだ。それ以降はだんだん水っぽくなってくる。前回(2週間前)のスキーは初滑りだったので、足慣らしのつもりであまり負荷をかけないように滑ったが、今回は練習のため、足をしっかり踏ん張ってガチ滑りをした。板のブレを抑制し、安定した滑走をするために、両足にぐっと力を込める滑りをひたすら続けた。そのため、1本滑るたびに息が上がったし、後半は疲れから足が思うように動かなくなり、ゲレンデの途中でしばしば立ち止まりつつ滑らなくてはもたなくなった。それくらい真剣にひたすら滑り続けたので、滑るのは3時間半が限界だった。加えて、天気が雪から晴れへと変わって、雪も重くなったこともあり、今回は早々に引き上げることにした。短い時間だったが、ゴンドラ・リフトには10回乗ったし、雪質のいいゲレンデで、自分を追い込んだ滑りを出来たので、満足感はかなりあった。13時20分に、スキー場を後にした。杉ノ原は、今シーズンの滑り納めのときに、再び訪れたいと思う。









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