杉ノ原スキー場(2)【2014-15スキー⑪】

今日は、地元の「杉ノ原スキー場」でスキーをしてきた。中学時代の友人と現地で合流し、二人で9時ごろから13時前まで滑った。午前中は三田原ゾーン、昼からは杉ノ原ゾーンを滑るというスタイルで、4時間ほとんど休憩せず滑りこんだ。この友人はスノーボーダーで、今シーズンから一緒に滑るようになったのだが、JSBA公認スノーボードバッジテストで1級に合格していて、コブの急斜面も危なげなく滑り降りるほどの上級者である。リフト1本分のコースをノンストップで滑ってもぴったりと着いてきてくれるので、こちらも後ろを振り返ることなく安心して飛ばすことが出来た。自分も今度バッジテストを受けたいと思っているので、彼から色々とアドバイスをもらった。曰く、講師のお手本をきちんとトレースすれば合格出来るとか、専門用語を解説なしで使われるからちゃんと勉強しておいたほうがいいとか、ひざや腰の動き等を見られるので、少々オーバー気味に動かして、「ちゃんと使っていますよ」とアピールすることが大切、などなど。合格者の言葉なので、どれも説得力があってなるほどと思った。自分はスキーのバッジテスト2級からチャレンジするつもりだが、彼のアドバイスをしっかり実践できるように努めたいと思う。


杉ノ原は今シーズン2回目だが、いずれも晴天に恵まれている。しかし今日は、春一番の南風が強く、上越市大潟で気温19度を観測するほどの暖かさだったことから、滑走のコンディションとしては今回はあまりよくなかった。新雪が積もっておらず、非圧雪コースの楽しさは半減していたし、お昼すぎに下の方のゲレンデに移ったら、雪がベタベタに溶けていて、「雪に板が吸いつく」という経験したことのない状況に遭遇することになった。エッジの角付けをして板の抵抗を減らさないと、急激にブレーキがかかってしまい、前につんのめりそうになってしまうのだ。春スキーのザラメ雪とも違う、非常に滑りづらいコンディションで、かなり苦労した。


13時に滑り終えた後は、山を下り、国道沿いの食堂で友人と一緒に少し遅い昼食を食べた。食後は彼と別れ、一人で温泉に行き風呂に浸かった後、15時半に帰宅。かなりくたくたに疲れたけれど、有意義な休日だったという満足感があった。今週末もスキー合宿の予定が入っているので、それまでには、新しく買ったスキーの教本をしっかり読み込んでおきたいと思う。







↑これまで数回しか滑ったことのない最大傾斜38度の「スーパージャイアントコース」にもチャレンジ。眺めはいいが、自分にとっては非常に滑りづらく、厳しい「壁」だった。



↑不思議な「デコレーションゴンドラ」に遭遇。中は、クリスマスやひなまつりの飾り付けがしてあって、ちょっとカオスだった。

(45分)