登山:妙高山

今朝は早起きして、朝5時台から登山をしてきた。登ったのは、地元の上越妙高地域のシンボルであり、日本百名山の一つにも数えられる霊峰、妙高山。標高は2454mである。


今回は友人に誘われたのがきっかけで、彼と一緒に二人でアタックした。7月にも挑んだのだが、その時は登り始めて早々に雨が降ってきたため、安全を考慮して途中で撤退していたので、今度こそはリベンジを果たそうと思い、装備も前回より念入りに準備していた。本格的な登山は、去年の8月の富士登山以来で約1年ぶりで、装備はそのときのものを使用。妙高山を山頂まで登るのは、母親と二人で登った小学5年生のとき(1998年)以来17年ぶりのことだった。朝5時過ぎに燕温泉の駐車場に集合。ここに車を置き、5時30分に登山口に足を踏み入れた。天気は曇り。雨が降り出すのではないかと心配して、最初ははっ水性のあるウインドブレーカーを着ていたが、雨は降らず、歩き始めたら暑くなってきたので、すぐに脱いだ。その下には長袖のネルシャツを着ていたが、暑かったのでこれも途中で脱ぎ、最終的に半そでシャツと長ズボンという服装で落ち着いたのだった。


妙高山は、麓から見ると優雅で美しいのだが、いざ登ってみるとずい分と険しい山だった。道は細く、傾斜は急でどこもかしこも滑りやすく、岩場を鎖を伝って登る難所もあった。自分はキャップ帽のつばから汗が滴り落ちるほど汗だくになりながらも、友人と声を掛け合い、かなり早いペースで登り続けた。そして8時に山頂に到達。眼前には上越の平野から長野方面まで雄大なパノラマが広がり、苦労したこともあって格別の達成感を味わえた。下りでは登りと同じ道を引き返した。生まれたての小鹿か、というくらいに足がプルプルしていて危険な予感しかしなかったが、ストックをうまく使って体重を分散し、岩で何回か滑ったが辛くも怪我を免れ、10時50分に二人とも無事に登山口まで戻ることが出来た。最後まで雨は降らず、曇りで日差しも軽減されたので、本当に幸運だったと思う(雨は11時台から降り出した)。こうして、妙高山登山のリベンジは成功し、自分は心地よい疲労感に包まれながら帰途に就いたのだった。自分の足で山の頂を踏むことの楽しさに気付いてしまったので、もしかするとまた来月辺りに近場の山を登ることになるかもしれない。次の目標は、火打山か米山ということにして、また友人と相談しようと思う。


なお、所要時間は以下のとおりである。


【登り】2時間30分(標準ルートタイム4時間40分)
【山頂滞在時間】30分
【下り】2時間20分(3時間30分)
【トータル】5時間20分(8時間10分)






















(※今回の写真は、フォトライフの「妙高山登山2015」フォルダに保存した。)

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