登山:妙高山(2022/7/4)

一昨日、7月1日に山開きをしたばかりの妙高山を登ってきた。職場の「登山研修」として行われたもので、利用者を引率して登る場面で役立てられるよう、安全で身体的負担の少ない登山方法を学ぶことが目的だった。職場の同僚約10人が参加し、地元の自然に詳しいガイドの方も同行していただいた。天候はくもりで、途中雨がぱらついたものの本格的に降り出すことはなかった。妙高山は(途中で下山したものも含め)2014〜2017年にかけて4年連続で登っていたが、その後ぱったり途絶えていて、今回は5年ぶりの挑戦だった。過去には往復5時間ほどで登り終えるスピード登山に血道を上げていたが、今回は往復10時間半という非常にゆっくりなペースで登った(登山開始5時→山頂10時半〜11時半→15時半下山)。息が上がらなかったので同僚と色々話せたし、当日及び翌日以降の披露も少なくて、こういうゆっくり登山もありだな、と新鮮に感じた。また、ガイドさんから周りに見える山や植物、荷物のパッキングや歩き方のコツなど、道中で色々な知識・技術を教えていただけたのも有意義だった。慣れた山でも、何度登っても、やっぱり楽しいもんだな、と登山の良さを再認識できたし、仕事ながらも日常を離れていい気分転換ができてありがたかった。


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↑入域料500円を払うともらえる記念品。

 

ということで、登山自体は充実していたのだが、その一方で非常に重大な問題が1つ起きていた。それは「何らかの虫に顔のあちこちを食われて、顔全体が腫れ上がってしまった」ことである。登山中ずっと顔の周りを無視が飛び回っていたし、刺されているのもかゆみを感じてわかっていたのだが、蚊取り線香も虫よけスプレーも顔を覆うものも一切用意していなかったので、対抗手段が手で払うくらいしかなかった。そのため非常に邪魔に感じ注意力を奪われつつも我慢して最後まで歩いた。しかし下山して帽子を脱いでみたら、耳が両方ともパンパンに腫れあがっていて、さながら「怪物くん」のような状態になっていた。しかも刺されていたのは耳だけではなく、顎や頬、額、こめかみなど顔全体に及び、翌日に出勤した際には同僚から「なんか、顔が変わってない?」と驚かれるほど明らかに異常な腫れ方に悪化していた。耳が腫れていることで実害も多々あり、寝返りが打てなくてよく眠れなかったり、電話の受話器が耳によく当てられず音声が聞き取りづらかったり、眼鏡のつるが顔に食い込んでキツかったりと、とにかく散々だった。さすがに自分でもこれはやばいなと思ったし、同僚にも心配されたので、昨日は時間休を取って夕方2時間早く退勤し皮膚科を受診。アレルギーを抑える飲み薬と塗り薬を処方してもらい、それを服用して今朝に至る。一晩経って少しだけよくなってきた感じはあるが、まだ腫れは残っていて、しばらくは違和感と戦うハメになりそうだ。次回登山をするときの教訓は、「虫よけスプレーと蚊取り線香は忘れるな!」という一言に尽きる。あと、一緒に登ったほかの同僚はほとんど食われていなかったので、自分がよっぽど虫に好かれる理由がなにかあると思われる。調べてくれる研究者の方がいれば、全面的に協力するのでぜひお願いします。

 

(45分)