クレーンゲーム:2015/6/26

4月からずっとかかりきりになっていた6月末が締め切りのヘビーな仕事2件が、今日ようやく片付いた。「期限までに無事に完成した」のではなく、「時間切れになったので妥協して提出した」というのが実状で、やりきったという達成感がないのが残念なところだが、何にせよその仕事の呪縛から解かれたことには安堵感を覚えた。来週から、また次のステップに進まなければいけないだけで業務量は減らないのだが、せめて今夜くらいは早く帰ろうと思って19時半に退勤した。その足でゲーセンに行き、1時間ほどクレーンゲームに興じた。クレーンゲームは久々で、景品をゲットするまでがっつりやるのはもっと久々だった。今夜は3つの景品を獲得した。


(1)ふなっしーぬいぐるみ(投資額2,200円)

全長55cm、全幅35cmの結構大きいぬいぐぐるみ。しかし、厚みはほとんどなく平面状になっている。ぬいぐるみというより、クッションぽい作りなのだが、商品タグには詳しい説明がないので、どちらなのかわからない。少々いかがわしさを感じる商品だが、ついつい熱が入ってしまい投資額が膨らんでしまった。誰かにあげようにもデカさがネックになってしまう。当面は自室に飾っておく予定。


(2)初音ミクシリーズ まめミクフィギュアVol.1「初音ミク(投資額1,600円)

ミクの景品だからといって、何でもかんでもいいという訳ではないが、このフィギュアは造形にビビッとくるものがあったので気合を入れて勝負した。横穴が開いていたから、そこにアームを差し込めば簡単に取れる・・・かと思いきや、アーム角度が浅く、きれいに差し込んでもクレーン上昇時にするりと抜けてしまう。仕方がないので、片方ずつひっかけて少しずつ前にずらす戦法を選び、最後は「角押し」で落とした。なかなかに満足感があった。


(3)初音ミクシリーズ まめミクフィギュアVol.1「巡音ルカ(投資額3,400円)

ミクを獲れたことでつい欲が出てしまい、続けてルカにもチャレンジした。これで泥沼にはまってしまった。同じ戦法で挑んだのだが、ミクに比べて、全く思うように動かせなかったのだ。片方にアームをかけてずらそうとすると、なぜかすぐに横倒しになってしまい、二進も三進もいかなくなる。チャレンジャー精神で、その状態でも動かせないか試みたが、箱が経っている時に比べて床面との抵抗が増加しているため、ほとんど動かない。仕方ないので店員を呼んで箱を立ててもらうというのを2回繰り返した。店員曰く、ルカのほうが若干箱が軽く、バランスが悪いのではないかとのこと。後日計測したところ、箱入り重量がミクは125gくらい、ルカは116gくらいで、なるほど確かにルカのほうが軽かった。倒れないようにアーム操作を慎重に慎重に調整し、少しずつ動かして、最後はやはり「角押し」で決めた。しかし、必殺の角押しが1度では足りず、2回目でようやく落下。以前にもルカフィギュアに3,500円を投じたことがあったのだが、今回もそれに匹敵する高額投資となってしまった。ルカ手強しというのを思い知らされた。


ということで、今回の投資額は空振りも含めてトータル7,600円だった。節操のない大量出費に我ながら驚かされる。これから色々とお金が飛ぶイベントが控えているのに、こんな浪費をしていて大丈夫なのだろうか。ストレス発散して満足しつつも、一方で財政への不安の高まりを感じつつ、家路に就いたのだった。

(50分、6/28)