10日連続勤務・終

センター試験業務のための出勤によって生じた10日連続勤務が、今日でようやく終了した。最終日の今日は、学外での会議の運営があったので、公用車を運転して新潟市まで出張し、丸1日がかりで会議の業務に当たった。会議自体は、良くも悪くも予定通り、可もなく不可もない形で終わった。しかし、蓄積された疲れがピークに達していたことから、準備段階でも現地での判断でも自分のケアレスミスが発生して小さなトラブルが頻発してしまい、裏方の仕事としては惨憺たる結果になってしまった。会議は緻密な事前準備と当日の手際で9割が決まる。その意味では、自分にとって30点くらいの出来と言わざるを得ない仕事だった。今抱えている仕事の片手間でやっていい会議ではなかったのに、想像力の欠如によって油断が生じていた。深く反省せねばなるまい。そもそも、正直言って疲れて頭がろくに回らないというのは、非常によくないことであり、全ての悪循環の根源がそこにあると行っても過言ではない。帰りがけの車内で、思いきって上司に今の働き方は無理がある、特に精神的に持続不可能な面があると吐露したところ、上司も同感だと言っていた。自分の働きが不十分なことを叱責されてもやむを得ないと思っていたので、こんなのは無駄な仕事だ、こんな仕事で毎日21時過ぎまで働いているのは異常だと言った上司の言葉は非常に意外だったし、同時に心強くも感じた。そして上司は体を壊したら何にもならないとも言った。全くその通りだと思ったので、今後それを長時間労働に自分の中でリミッターを掛ける一つの理由にしようと思った。半年前に行なわれた前回の会議と同様に、今回もやはり、普段ほとんど言葉を交わさない上司との往復の車内における腰を据えての会話が、自分にとっての最大の成果物だったと感じている。


明日の金曜日は振替休日なので、明日からは三連休ということになる。待ちに待った休日である。スポーツによる気分転換と、平日の不足を補う十分な睡眠、そして仕事を円滑にするための実利的な勉強の時間の確保に努めたい。

(25分)