クラブニンテンドー

任天堂が2003年10月からウェブ上で運営してきた会員制ポイントサービス「クラブニンテンドー」が、2015年9月30日で終了することを、同クラブのメールマガジンで知った。


自分は元々任天堂のハード、ソフトで育ってきた人間であり、昔から任天堂には格別の思い入れを持ってきた。クラブニンテンドーには2004年6月29日に会員登録し、最初にポイントを登録したゲームソフトは「ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険3アドバンス」だった。それ以降、ハードウェアやゲームソフトを買う度にポイントを貯めていき、これまでに「オリジナルDSポーチ「マリオ帽」」等のオリジナルグッズ、計8点をポイントと交換した。弟の購入したソフトのポイントも合算していたことから、一時は年間に十数本のタイトルのポイントを登録していて、06〜09年度と11年度は「ゴールド会員」に認定されて特典のカレンダーを受け取っていたこともあった。最近はゲームのプレー時間が極端に減ったことから、メールマガジンすらもあまり目を通すことがなくなってきていたが、まさかサービスを終了するとは思っていなかった。だから、今回の知らせには驚かされたし、一つの時代の終わりを感じさせるような出来事で、何だか一抹の寂しさを覚えた。


同社によれば、クラブニンテンドーの終了後は、「新しい会員制サービス」を開始するということのようだ。どんな制度になるのかは、まだ全く分からない。いずれにしても、今後もゲームファンと任天堂が共に歩んでいくためのプラットフォームになるような、長く続いていくサービスを作って欲しいと願っている。昔のように無邪気にゲームに親しむことはもはや望めないかもしれないが、少なくとも任天堂ファンであることは、やめたくない。自分はそう思っている。

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