休息

この土日は、丸1カ月ぶりに特段の予定が入っていない週末だった。振り返ってみると、7月の1ケ月間は自分にしては珍しく下記のように休日の予定がぎっしり詰まっていて、週末に家にいられる時間が短かった。


7/5(土):長岡に前泊
7/6(日):長岡で自転車イベント(110km)に参加・完走
7/12(土)・13(日):富山県を訪ね、Y氏・K氏と共に黒部ダム等を観光
7/18(金)〜20(日):他大学の職員を呼んで妙高でのバド・テニス合宿を実施・参加
7/26(土)・27(日):S君と一緒に自転車で乗鞍岳を登頂、松本市内に宿泊


・・・という感じでイベントが盛りだくさんで、週末が非常に充実しており、長岡のサイクルイベントが遥か昔に感じられるほどに中身の濃い1カ月だった。一方、その反動で、普段週末に家でやっていることが、全然出来ないまま放置されてしまっていた。雑誌の電子化や自室の片付けや読書など、挙げればキリがないほど色々あるのだが、中でも最たるものは「収支記録への記帳」だった。旅行すればただでさえ出費の回数と金額がかさんでしまうというのに、それが1カ月半もの間、PCに記録されずに「未処理」の状態で溜め込まれていたのだから、これはもう大変だった。机の上に山になっていたレシートの枚数は60枚以上にもなり、これを一つ一つ商品名まで記録する作業には、土曜の夜に3時間を要した。その上に、レシートの発生しない出費も多々あったので、旅行中にA4紙の裏に書き留めたメモや、デジカメの写真(後日の記帳に備えて自販機で買い物をした際等に商品と金額を撮影したり、食堂で食券を撮影したりしている)、あとは記憶を頼りに、徹底的に出費を洗い出し、記帳していった。その結果、2日がかりで何とか1か月分の記帳が完了。帳簿と財布のズレにあたる使途不明金は約1300円生じたが、期間中の出費全体に対する割合は1%未満にすることが出来た。長期間記録していなかった割には、この程度のズレで済んだのは上出来だったと言えるだろう。レシートをファイルに貼りつける作業等も含めると、全作業を終えるのに2日間で5時間くらいかかったのではないかと思う。他の多くの人がやっていないであろうことに、自分がこれほどまでに労力をつぎ込んでいることを思うと、時間の無駄ではないかと感じることもなくはない。ただ、執念とも言えるほどのこの「凝り性」が、自分の変えられない性格であり、自分が強みとすべき部分でもあると思っているので、例えどんなに前回の記帳からブランクが空いたとしても、「もう記帳は無理だ」と諦めることはこれまで決してなかった。濃密な情報の蓄積である自分の収支記録は、いつか大きな財産として自分の役に立つだろうと信じている。こうして、旅行やスポーツを楽しむ間も、心の隅にずっと引っかかっていたことが一つ片付いたので、少しほっとした。とはいえ、それ以外は片付いたと言えるほどの何かはあまり出来なかったのも事実だった。やはり、休日に用事もなくただ家にいると、時間の使い方は放漫になってしまうものだ。土日丸々休養するのは、月1回で十分だろう。次の週末は、自転車でちょっと遠くに出掛けるなどして、少しアクティブな予定も組み込んでおきたいと思う。

(30分)