ロードバイク その1(納車)

念願のロードバイクを、昨日、とうとう手に入れた。欲しい欲しいと思いつつ、幾歳の月日が過ぎたことか分からないが、いざ入手に向けて動き出してからは、本当にあっという間だった。市内のショップに相談しに行ってから、納車されるまではわずか2週間。自分でもこんなに早く手に入るとは思っていなかったので、まだサイクルコンピュータ等のアクセサリー類の準備が済んでいない状況だし、電撃的に行動したことによる反動的な戸惑い(「ローディー」になったという実感の薄さ、コンポ等の機材に対する理解度の不足、これからロードとどう付き合って行こうかという迷い)も若干ある。それでも、ロードによって今後の自転車生活の選択肢と可能性が大きく広がることになるのは疑いのないことなので、想像を膨らませると実に楽しい気分になる。早く、友人や職場の同僚にお披露目して、一緒に走りたいものだが、そこは焦ってはいけない。道交法上装着が義務付けられている「ベル」が付いておらず、このままではまだ公道を走れないからだ。この点についてショップのご主人が何も言わなかったということは、ほかの人たちはあまり付けていないのかもしれない(防犯登録のことを訊いたら「シールを一度貼ると剥がせないのでおすすめしない。登録する人は少ない」と言われた)が、JCA(日本サイクリング協会)賛助会員として自転車の正しいルールの普及の一端を担う立場としては、道交法を遵守しなければならない。そのため、今日の午前中は、ライトやボトルケージ等の事前に購入済みのアクセサリー類とクロスバイクから外したサドルバッグの取付をした上で、家の前の100mほどの私道での試走をするに留めた。クロスバイクと全く異なるシフト操作にはまだまだ慣れないし、距離が短くスピードが出せておらず、何より平坦路しか走っていないので、全体的なインプレッションを述べることはまだ出来ない。ただ少なくとも、下ハンドルを握って前傾姿勢を強めた時のスピード感と空気抵抗の少なさは、ロードならではの体験としてはっきり実感することが出来た。早ければ、明後日にもベルとサイコンが揃うはずだ。現時点の予報を見る限り、大型連休の天気はよさそうなので、そのときこそ「いざ出陣」となるだろう。連休中はひと山越えて、遠くまで走ってみたい。


納車されたロードの写真は以下のとおり。



↑「SURLY CROSS-CHECK」のフレームに、自転車屋のご主人オススメのパーツの中から自分が選んだものを使って組んでもらった。フレームカラーはダークブルーだが、青みがかった黒という表現のほうが正しいだろう。車重は9.4kg。

↑コンポはほぼ全て「シマノ ULTEGRA」にした。




↑ところどころ、こういう文字やマークが入ったパーツが使われているが、全てご主人の趣味で選ばれたもので、自分はほとんど追認しただけである。


↑サドルは革。黒に見えるが、ロイヤルブルーである。

↑昔ながらのカンチブレーキ。フレームがシクロクロス用なので、こういうブレーキになった。



↑アクセサリー類装着後の写真。重量が2kg増えた。

↑新旧の自転車のツーショット。クロスバイク(ESCAPE R3)のようにもっと青々しい青、水色にしたかったが、自分の年のことを考えて自重した。

(60分)