強制通用力

今日の昼に学食の出前弁当を買ったとき、代金400円を払うのに百円玉2枚、10円玉19枚、5円玉2枚の計23枚もの硬貨を使った。人から飲み会の費用を割り勘で集めた関係で財布に小銭がたまっていたのである。その弁当を食べている時に、昔経済学の講義で習った「強制通用力」という言葉を思い出した。これは「貨幣において、額面で表示された価値で決済の最終手段として認められる効力(wikipediaより)」のことを指す。日本では、1回の取引において、紙幣は強制通用力が無制限なのに対し、硬貨は額面の20倍までしか保証されていない(通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律 第7条)。買い手が一種類の硬貨を同時に21枚以上出した場合は、強制通用力が認められないので、売り手は決済を断ることが出来るということだ。今回は使った10円玉が額面の19倍だったのでギリギリセーフだったが、もう2枚多く出していたら断られても仕方がないところだった。このルールがどれだけ一般的なのかわからないが、小銭をたくさん出す時には念のため気に留めておうと思った。


この記事は初めてミクスペリアで書いてみたものだが音声認識入力を利用してみたものの誤変換ばっかりで全然スムーズにいかず滅茶苦茶時間がかかってしまった。どうやら自分の滑舌は相当に悪いらしい。これだったら携帯で打った方がまだずっと早い。文字が中心のこのブログは、スマホでの更新には向いていないということがわかった。

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