三連休:2014/10/11-13

この週末は月曜日に「体育の日」の祝日があり、三連休だった。1964年10月10日に東京オリンピックの開会式が行なわれたことにちなんで設けられた祝日なのだから、やっぱりハッピーマンデー制度で「10月の第2月曜日」になってしまったのはおかしいのではないか、というのを東京五輪50年の節目に当たって考えた。日記として、この3日間を写真で超簡単に振り返ってみたい。


<11日(土)>
午前中は自転車の整備をした。先週末に出たサイクリング大会で雨に打たれたせいで、ロードバイクが酷く汚れていたのを丁寧に拭いてきれいにした。大会の日の夜にも水洗いしてから軽く拭いたのだが、そのときはあ暗くてよく見えなかったせいもあり、晴天の下に晒すとまだまだ汚れが残っていた。フレームやホイールは、表面上はひとまずきれいになったのだが、カセットスプロケットはバラさないときれいに出来ないので今回はあきらめた。また、フレームの各所に空けられた穴の内側が一部さびてしまっていた(クロモリ(鉄)なので)ほか、革張りのサドルは金属のビスが錆びた上に転倒して革部分が一部禿げたし、雨中のダウンヒルでブレーキが著しくすり減ってキーキー鳴るようになってしまうなど、バイクの消耗や痛みが一気に進んでしまって、自分の心にも傷が付いた。雨中の走行は楽しくないし、自転車も痛むし、もう二度としたくない・・・そう強く思ったのだった。整備ついでに、ハンドルのエンドキャップをシマノ製品に交換した。バーテープに付属していたものは壁に立てかけた時に外れやすく、5ヶ月のうちに2回も走行中に落として紛失してしまったので、がっちり固定されるタイプのキャップを買い求めたのだった。



↑ホイールは路面の雨水をまき上げるので特に汚れやすい。拭く前(上)と後(下)を比べると汚れのひどさがよくわかる。

↑これは従来使っていたエンドキャップ。

↑右のキャップが外れやすく困っていた。これは代用品で、「一升瓶のフタ」をはめている。

↑摩擦で止まっているだけなので単純に引き抜けば外れる。

↑上が今回取りつけたシマノ製品。下が従来品。差し込み部分の長さが全然違う。シマノのほうが奥まで刺さるので外れにくいはずだ。

↑キャップの頭が今までよりも奥に引っ込んだので、壁に擦れる心配はなさそうだ。

↑黒いキャップにしたことで、見た目がより引きしまった印象になったと思う。


午後は、帰省していたH氏と二人で買い物。服屋に出掛け、秋物のアウター1枚とボトムス2本を買った。自分一人で買うと同じタイプの服ばかりになってしまうので、客観的な目で自分に合いそうな服を色々と提案してもらえたのはとても助かった。未だに大学生のときに買った服や、就職したてのころに買った服を着ることが多いのだが、さすがにアラサー度が高まるに連れてそういう格好にも無理が生じてきつつあるし、もっと年と所得に相応のしっかりした身なりをしなければいけないと考えるようになってきた。今回買ったアウターとカーゴパンツの組み合わせが、今秋の一張羅として活躍することになりそうだ。


夜、ちょっと変わったメンツでの飲み会に参加した。ある種の「異業種交流会」で、自分を含む4人が、居酒屋に集まった。刺身や焼き魚といった魚料理と、締めに頼んだそばがおいしかった。



<12日(日)>
前日同様の晴天。市内で2年に1度の100kmマラソンが開催され、自宅の近くの道もコースになっていた。H氏が出場することになっていたので、彼を応援しようと8時半ごろに給水所まで出掛けてみたのだが、30分待っても通りがからなかったので、結局応援出来ずに9時に引き上げた。後で聞いたところ、彼は8時10分ごろにそのポイントを通過したとのことで、自分は遅きに失したのだった。彼は完走できず69km地点でリタイヤしたのだが、それでもフルマラソンの1.5倍もの距離を走ったことは事実であり、その体力と忍耐力には畏敬の念を禁じ得ない。ほかにもマラソン(ランニング)を趣味にしている友人は何人かいるが、今のところ自分は彼らの趣味を後追いする気はない。ただ、生きているうちに一度くらいはフルマラソンを走ってみたい気持ちはある。「いつになるかは分からないが、いつかはやってみたいこと」の一つだ。


↑ワンピースのルフィのコスプレをしている人や、ピカチュウの着ぐるみを着ている人を見かけた。程度の差は大きかったものの、仮装しているランナーが結構いたのは意外だった。


昼に、Mちゃんが新潟から遊びに来た。前々日の夜に電話があって、急きょ決まった来訪だった。何をするのか事前に決めていなかったので、まずはモスバーガーに行って打合せをすることにした。そこで「温泉」というキーワードが出たので、少し考えてから「野沢温泉」に行くことにした。山越えをすれば1時間もかからない距離だから、手軽に行けるし最適だろうという判断だった。14時前、彼の車でモスバーガーを出発。途中、道の駅で休憩しつつも、1時間半ほどで目的地の温泉街についた。車を有料駐車場に停めて、とりあえずぐるっと温泉街を歩いてみた。あちこちに無料で入れる外湯があったが、あいにくタオルを持ち合わせていない。旅館はたくさんあるが、どこが日帰り入浴可能なのかも分からない。ということで観光案内所に助けを求めることにした。そこでもらった観光マップを見てみたところ、「ふるさとの湯」という日帰り入浴施設があり、比較的近かったので、そこに行ってみることにした。入浴料500円(+タオル代200円)とお手頃な上に、施設が新しく、露天風呂もあったので大満足。さっぱりして気持ちよくなったところで、17時前にさくっと引き上げた。



長野からの帰りがけに、スーパーに寄り惣菜と酒を購入。19時に帰宅すると、自室で二人だけの飲み会が始まった。3月に買ったものの未視聴だったPerfumeのPV集「Perfume Clips」(Blu-ray)を観賞しながら、近況等を話した。彼は、近々仕事を辞めて北アメリカに渡航したいと考えていると話した。ワーキングホリデーを利用して、向こうに数ヶ月滞在したいらしい。彼の話を聞いて、自分なりに想像を働かせて考えたことを色々伝えてはみたが、海外で働きながら勉強するなど自分には未知の世界のことで、あまりに縁遠い話だったので、アドバイスらしいことは言えなかったと思う。お金の問題がどうしてもネックになると思うが、本当に行くとなれば友人としてお金以外の面で応援するつもりだ。それにしても、PerfumeのPVの映像は、ダンスもセンスも世界観も、斬新でクオリティが高いものが多く、本当に素晴らしい。ますます彼女たちのことが好きになってしまったのだった。自分は三人とも全員好きだが、Mちゃんに訊いてみたら「のっち」推しだと言っていた。なお、自分の一番のお気に入りのPVは「微かなカオリ」である。



野沢温泉に行く途中、家へのみやげにと道の駅千曲川で買ったお菓子「チーズの玉子焼き」。フロマージュ(チーズケーキ)なのだが、ふわふわですごくおいしかった。飯山に行く時は、また必ず買おうと思う。


<13日(月・祝)>
前夜のMちゃんとの飲み会は、彼が21時ごろに寝てしまったことで、思いのほか早く終了した。今朝は、クラウドファンディングで海外渡航の資金集めをするアイディアを求められたのだが、具体的なビジネスプランを描かないで手を出すことには自分は乗り気でなかったので、話は先に進まず。連休の最終日だし、彼も長居は無用と思ったのだろう。8時過ぎに我が家を後にし、新潟へと帰って行った。その後、自分は1日家の中で過ごした。台風の接近で天気が悪化すると見込まれたし、2日間外出続きだったので、最終日は家でじっとしたいという気持ちもあった。本を読んだり、アニメを見たり、記録を付けたりした。元々はインドア派の人間なので、家でゆっくりするのも人と会うのとはまた別の楽しさがあり、これもこれでいい1日だった。



↑ミクスペリア(スマホ)からBRAVIA(テレビ)に音楽や写真を転送する機能があることを、ミクスペリアをいじっていて偶然知った。ソニー製品同士ならではの連携だ。5年前に買ったテレビにこんな機能がすでに実装されていたとは驚きだ。

Bluetoothでデータを転送しているようだ。テレビのリモコンでスマホ側の再生操作をすることも出来る。


次の三連休は、3週間後、11/1(土)〜3(月・祝)に控えている。今週末のように、充実した休みに出来たらいいなと期待しながら、また新しい一週間を迎えるとしよう。

(120分、10/13〜19)