THE END OF 盆

今日で盆休みも終わりだ。職場の盆休みは13日(火)〜15日(木)だったが、16日(金)の午後も急きょ年休を取ったので、感覚的にはほぼ6連休のような感じだった。それゆえ、あと2時間で月曜日を迎える現在の気分は、あまり明るいものではない。というか、昨日の午後から何だかどうにも憂鬱な気分で落ち着かなかった。


盆休みに何か出来たかというと、そう大したことは出来なかった。自転車で山登りをしたくらいなものだ。あとは、集落の祭りで神輿をかついだとか、中学の同級生と飲み会をして飲み過ぎて記憶のVTRが止まったとか、そのせいで気分が悪くなり翌日の午後の仕事を休みにしたとか、近所にある市役所の支所に勉強スペースがあるのを発見して半日そこで過ごしたとか、そんなくらいだ。そういえば、自炊システム(雑誌等をスキャナでPCに取り込んで電子化する仕組み)をようやく確立して、初めて雑誌15冊ほどをPDF化することに成功したというのもひとつ成果として挙げていいかもしれない。道具は揃っていたのにずっと未稼働で埃をかぶっていたのが、やっと目的の機能を果たせるようになったというのは、前進したと言えるだろう。しかし、目の前に立ちはだかる難しい諸課題に比べると、その前進はあまりに軽微で、自分を勇気づけるには至らないものだ。自転車の一件も所詮は自分の趣味でしかない。自分自身を革新する要素というほどではない。自分の中の欲求不満を一言で言い表せば、それは「前進出来ていない」という苛立ちである。年ばかり取って何も前に進めていないことへの焦りである。盆を過ぎると、いよいよ「今年も後半戦に突入した」という感じがしてくる。それに自分の誕生日の接近を意識せずにはいられなくなる。その苛立ちや焦りを原動力に、向上心を持って何かに取り組み、前進させていかなければと強く感じる。


盆が終わるといってもまだまだ暑い。ここ数日は毎日、日に数度アイスを食べ、冷蔵庫を小まめに開けては飲み物を飲んでばかりいた。夜もかなり寝苦しい。それが一刻も早く少し落ち着くことを大いに期待したい。

(20分)