邪悪

CODMW3は、この3連休を使いものにならなくしてしまった。スキーに行った以外は、ほとんどこのゲームをしていたら終わってしまった。1年前に買ったゲームなのに、10月に買ったバイオハザード6を放置してまで、まだこれを止められずにいる。売り払って手放すほかに、自分がとめどなく時間浪費をしてしまうこの邪悪な存在の魔の手から逃れる術はない。さっさと売却しなければならない。ほかにもそういう風にして、時間浪費的でメリットのないもの、お金の無駄であるもの、健康に悪いもの、自分の精神を堕落させるもの、単なる慣れ合い的な人付合い、その他思考と行動の邪魔をする様々なものを、削ぎ落して行かなければならない。それらは今の自分を束縛し、制約しているものだからだ。本当は今日はじっくりとブログを書きたかった。今日は志村正彦の命日であり、今年もフジファブリックの楽曲を聴き直したことや、終日しんしんと雪が降り積もって幻想的な光景が広がっていたこと、最近のクレーンゲームの戦績等々、ほかにも色々とあった。でも書けなかったのは、頭がごちゃごちゃしていて、しっかりと物を考える状態になかったからだ。ブログを真剣に書くためには、かなりのやる気とエネルギーが必要になる。そのためには頭の中を整理して準備することが欠かせないが、自分の周りに余計なものが色々まとわりついているせいで、頭を一つのことに集中させることが難しくなっている。だから、書きたいことがあるにもかかわらずなかなか書く気になれないことや、書いたはいいが結局満足行く出来ではないことが多いのだ。近頃、断捨離だのシンプルライフだのという言葉がよく使われるが、自分が求めているものもそれに近いと思う。要するに、周りに多くのものがあると気が散るのである。自分は、ある程度の長さの「ひたすら自分のことに集中する時間」というのを持ちたいのだ。大学生時代はずっとその時間が続いていたようなものだ。紙とペンがあれば、書くことはいくらでも自分の中から沸き起こってきた。ちょっとだけでいいから、毎日欠かさずそういう時間を作って、その成果をブログの記事としてまとめたい・・・というのが自分の今の願望である。学生時代と違って自由な時間は限られている。その限られた時間を、うまく使いこなすためのマネジメント術というのが、今までの自分には全く備わっていなかった。だから、その技術も必要だ。余計なものを削ぎ落としてやるべきことを少なくし明確にすること、自分に合った時間管理の方法を確立すること、この2つを自分をあるべき姿に向かって動かして行くための車の両輪と位置づけ、整理された頭で物事を考え、確実に実行し、成果に結び付けて行く「有言実行の自分」を何としても手に入れたい。だから今はとにかく、いらないモノを手放すことに傾注しよう。ちょうど年末で大掃除でもしなければいけない時期だ。自室のクローゼットに押し込められた四半世紀分の蓄積物に、一定の見切りをつける覚悟も必要だろう。使うあてもないものを、活用できない状態で、いつまでも持ち続けるのは、「もったいない」の精神でも何でもなく、単なる優柔不断に過ぎない。使うべきものを、いつでも使える状態で、整理し備え付けておくことこそが、より望ましいことに疑いの余地はない。自室を気が散る空間から、思考に専念する空間(いわば「コクピット」)に生まれ変わらせることを、当面の最重要課題としたいと思う。

(30分)