ヒトリノ夜

大型連休明けの月曜日の今日は、頭がボケていてなかなか仕事の調子が上がらなかった。連休後半の4連休が長すぎたのだと思う。家族3人で初めて赤倉温泉に宿泊旅行に行ったり、妻と子どもを妻の実家に里帰りさせたり、その後は一人暮らしになったりと、色んなことがあった休日だった。特に、一人暮らし状態の休日は非常に久しぶりで貴重だったので、買い物や運動、読書等に最大限活用すべく動き回った。その結果、経年による色あせや破れが長いこと懸案だった実家の自室のカーテンを、実家の建て替えから23年経って初めて買い換えて部屋が一気に明るくなったり、物置化しているその自室を片付けたり、今季初めて自転車に乗ったりと、たった二日間ながら多くの成果があった。やはり、休日に早起きして、てきぱきと効率よく動くのは、自分の性に合っているようで、やっていて実に小気味よいものだった。こんなふうに自由にできる休日は少なくとも今年はもう訪れないと思うが、存分に動いたのでそれで十分満足である。むしろ、これ以上は何をしようか戸惑ってしまいそうで、あまり多いのもかえってよくない。結婚して、子どもが生まれてから、時間は常に制限付きで、自由などというものはほとんどなくなった。だが、だからこそ、1分1秒の自分の時間の価値は高まったし、家族で過ごす時間の大切さ、かけがえのなさも強く感じられている。今は、一人でいる気楽さよりも、一人きりの夜の心細さが勝っている状態だ。妻と子どもを迎えに行く次の週末が待ち遠しくてならない。


4月はアパートの引越しに週末を費やしたので、てんやわんやのうちに終わってしまった。5月はジテツウをするとか、体を動かすことを意識的に頑張ってみたい。

(携帯、45分)