ナビ更新

5月上旬、カーナビの地図の更新について考え始めた。GW中に走った新潟市の内野新川大橋や、春に開通した地元の新しい道がアクセラのナビに表示されないために、ナビの地図上で道のない場所を走ったことになっているのが、何となく気になったからだった。めったに行かない遠くの道ならそれでもいいが、日常的に走る道が地図に出ないのは、どうにも落ち着かない感じがしたのである。


自分の車についているナビは、マツダ純正の「C9P5 V6 650(パイオニア製)」という機種である。更新には費用がかかると思っていたのだが、調べてみたところ、3年間は無料で地図が差分更新できることが分かった。ネットから地図データをダウンロードし、SDカードを経由してナビにデータを転送し更新するのだという。これを利用しない手はない。そして、地図データの転送に用いる4GBのSDカードを購入したり、「NAVI OFFICE」という専用ソフトをPCにインストールしたり、ナビとPCの両方で色々と作業をしたりと、具体的な作業手順がどこにも書かれていない中で手さぐりで作業を進めた結果、今朝の通勤中にようやく地図の更新が完了した。差分データはほぼ4GBあり、ナビをバージョンアップするのに30分近くもかかった。職場に向かう車内でそれを行った(ナビ上でPWを入力した後は全て自動で行われた)のだが、更新中は何も操作が出来ないし、ナビの機能は全く使用できないため、音楽もラジオも聴くことが出来ず、ちょっと退屈な思いをした。帰宅時、3月末に開通した道がナビに表示されていることを確認し、静かな満足感と安堵感を得たのだった。


ナビの地図更新は、1カ月ごとに新しいデータを入手可能なのだが、そんなに頻繁に更新しても、面倒なだけであまり実用的価値はないと思うので、今後は半年おきか、新しい道が開通したのに気付いたときに、更新するようにしたいと思う。

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