メインPC更新(4代目)

自宅において多目的に使う自分専用パソコンの買い替えに関する件、いわゆる「メインPC買い替え問題」にようやく収束のときが訪れた。2010年5月購入、6月使用開始のNEC LaVie L(3代目)から、2016年7月購入、11月使用開始の富士通 LIFEBOOK(4代目)へのバトンタッチが、各種設定を含むソフトウェアの移行と、今まで作成・管理してきたデータの移行の両面で決着したのである。後継機種の使用開始からの移行期間は8ヶ月、4代目の5年保証が切れ買い替えが問題化してからは、実に2年2ヶ月もかかった。メインPCに、写真、音楽、文書、メール、家計簿、ブログ更新など、あらゆる機能とコンテンツと役割を集約していたが故に、重装備の整理と移し代えに異常に時間を要してしまった。まだ動くからとついつい後回しにしてしまったが、メイン使いのPCを7年も使い続けるというのは、機器の寿命や情報セキュリティの観点からリスキーだったと言わざるを得ない。バックアップも不十分だったから、PCのHDDのデータが飛んだらシャレにならなかった。中学時代から連面と引き継いできた文書や写真等には、お金には換算できない価値がある。一昨日の夜から3代目のHDDに残っている移行済みのデータの削除を進めた結果、今日午前に作業が完了し、3代目のHDDに保存していたデータがほぼ空になった。そのため、今日から妻の実家で妻用のPCとして使われることになり、自分の手を離れた。4代目購入後、ノートPCを3台も所有する状態が続いていた(もう1台は2012年7月購入、使用開始の富士通のUltrabook UH75/H)ので、これでようやく少し身軽になるというものだ。


富士通 FMV LIFEBOOK AH45/X 仕様
http://www.fmworld.net/fmv/ah_b/1601/spec/
http://www.fujitsu-webmart.com/pc/ui016?WEB_STYLE=FMVA45XW


データの移行中に古い写真やテキストをずいぶん見返した。自分がこれまで生きてきた証が、家族や友人との思い出や、孤独な中での苦悩や葛藤が、それらにしっかりと刻まれていて、悲喜こもごもの様々な感情が自分の胸に去来したのだった。パソコンは、過ぎ去りゆく日々を記録にとどめるツールとして、自分は確かに生きてきた、曲がりなりにも前に進んできたんだという自己肯定感を与えるために大いに貢献してくれている。やはり、自分の人生にとって、パソコンは欠くことのできない大切な「伴走者」なのだ。これからも、人生をより豊かなものに前向きなものにしていくために、パソコンの力を借りながら生きて行こうと思う。

(30分、携帯)