回文

イカ食べ他界」・・・という回文を、昨日、虚構新聞で見かけた。なるほど、上から読んでも下から読んでも、「いかたべたかい」となる。これは面白い。以前感銘を受けた「年末はつまんね」や「世の中ね、顔かお金かなのよ」よりシンプルでインパクトがあるが、文章の意味の面では「年末」「世の中」のほうが勝っている。「イカ」をきっかけに、もっと面白い回文はないものかと検索して調べてみたら、あるわあるわ、ユーモアとインテリジェンスを兼ね備えた名作がごろごろ見つかった。


そして、今回発見した中でダントツの最高傑作だったのが、「ロリコン外科医いい加減懲りろ」というもの。強烈なインパクトで、一見ハチャメチャながら意味も通っていて、実に面白い。日本語って、自由度が高くて、こういう遊びをするのにすごく適しているよなぁ、本当に懐が広くて、奥が深くて、素晴らしい言語だなぁ・・・としみじみ思い知らされたのだった。

(20分)