ミリタリージャケット

世間では今年は暖冬だという噂が流れているが、さすがに12月に入ると寒さが強まり、フリースや薄手のコートだけ羽織って外を出歩くのは厳しくなってくる。冬を乗り切るには、何といってもアウターが必要である。ということで、11月29日の仕事帰りに、服屋でグレーのミリタリージャケットを買った。


価格は約6,000円で、これまで5年間着ていたオリーブ色のブルゾンとほぼ同じ。見た目はちょっと安っぽいが、デザインが気に入ったのでほぼ即決で買った。基本的にはプライベートで着るべき服だが、今日は試しに通勤時に着てみた。思った以上にスリムで、自分の体のサイズにちょうど合っていた。買ってから初めての着用だったので、何だかちょっと楽しい気分になった。以前のブルゾンよりも作りがちゃちなので、さすがにこれを向こう5年着続けることはないと思うが、少なくとも2、3年は冬の相棒として重用することになるだろう。ただ、防寒用としてはやや薄手なので、下にフリースやヒートテックの下着等をしっかり着込んでおいたほうがよさそうだ。


また、今日の仕事帰りに、最近開通した新しい道を走ってみた。今まで道路と線路の交差箇所がアンダーパスになっていて、この道を通れば踏切を通らずに済むことが分かった。しかも、信号も少ない。距離はほとんど変わらないが、自動車での通勤は確実にスムーズになると感じた。これは思いのほかいいルートかもしれない、新たな通勤ルートを開拓したかも、と思ってわくわくした。明日からは、通勤の景色が少しだけ変わるかもしれない。そんなちょっとしたことが、すごく楽しく感じた。通勤ルートを本当に変更することになれば、通勤届を正式に出し直すことになるので、早めに判断したいところだ。


今日はその2点が、ちょっとだけ新しい、楽しい出来事だった。そういった些細なことに楽しみを見出すことで、仕事漬けになりがちな日々に新鮮な刺激を与えるようにしている。ジャケットを買ったのは仕事帰りと上に書いたが、この日は休日出勤だった。しかも、上司と副課長も出勤していた。今の仕事は、それほど追い込まれた状況にある。自分の体調管理のバロメーターは、体重だと思っている。体重が59±1kgの範囲内に収まっていれば、体調は大丈夫、ここからずれると異常ありのサインだと考えている。今のところ体重はこの範囲内で安定しているので、まだ大丈夫だ。どんな仕事であれ、体が最大の資本である。心身ともに健康を保てるように、日ごろから小さな工夫を重ねていきたい。

(25分)