動肝日

月1回あるかないかの飲み会以外では飲まず、毎日が休肝日状態だが、そのせいか何なのか知らないが、近頃どうにも酒に弱くなった気がする。別に今まで特に人より強かった訳でもないし、弱いと悪いという訳でもないが、ある程度は飲めないと自分自身に納得がいかない。そこで、意図的に酒を飲んで肝臓を(いつもより)働かせる「動肝日」を週1回設けることにした。今日は手始めにビール500ml缶を1本開けた。飲むのと飲まないのとを比べたら飲まないほうが体にはよかろうが、体をいたわって酒も飲まずに長生きするっていうのも、何だかつまらない。どうせこの程度の量と頻度であれば、悪い影響はそう大きくあるまい、そう思って動肝日なんていう普通と逆の習慣を作ることにしたのだった。土曜の夜は一人酒しつつCOD、なんてのも贅沢で乙なものだ。寿命を縮めてでもやるだけの価値はある。酒を飲もうが飲まなかろうが、放射線を浴びる量が多かろうが少なかろうが、どうせ必ず死ぬ。極端な話、生きている限り何をしても寿命は減り続ける。悪い影響の程度の差の問題であって、どんなに「体によい」ものを食べても寿命は減るのである。寿命の減る速度をいじるために多大な労力と時間を投じるよるは、その時間を何かの活動に充てるほうが健全ではないだろうか。これからは、長さより中身に重点を置いて、人生の質というものを考えて行動していきたいと思っている。

(25分)