帰る勇気

どんなに盛り上がった飲み会でも、時には二次会に行かず一次会で帰る勇気も必要だ。特に、ライブ終了後に東京に一泊し、翌朝に新幹線で300キロ離れた職場に(家に帰らず)直接出勤して9時半から仕事をした今日の夜の飲み会のような場合は。酒を飲んでいないのに二次会に行ったのと、二次会の途中で帰らず最後まで残ってしまったこと、夜遅くなり明日の仕事に差し障るということへの創造力の欠如。それら全てが判断ミスだったと思う。そもそも酒を飲まなかったのは、帰りの心配もさることながら、疲れていたがために、飲んだらすぐふらふらして眠くなってしまいそうだったからというのが大きかった。そんな状況で、なぜ更に夜更かしに拍車をかけたのか、全くこれはもう、浅はかだったと言うほかない。今夜の飲み会は若手の集まりで、強制されて飲むような場では全くない。和気藹藹としたゆるい飲み会だ。自分の状況に応じて、帰るか残るかという判断を冷静かつ明確に出来るようにならなければならないということを強く実感したのだった。

(10分)