餅とタイヤ

今日は、市内の菓子屋で「川渡餅(かわたりもち)」というあんころもちが販売されていた。この餅は毎年、11月30日と12月1日の2日間だけ販売されることになっており、上越では晩秋の風物詩となっている。とはいえ、これまでは特段この餅に思い入れはなかったし、もっぱら家族が買ってきたものを食べるだけで、自分で買ったこともなかった。だが、先日職場でこの餅を注文する紙が回覧されてきたことから、「せっかくだから買ってみるか」と急きょ思い立ち、こしあんを10個購入することにした。そのため、今日の午後、パックに入った餅が自分の机に届けられたのだった。帰宅後に食したが、餅は柔らかくあんこはとても甘くて、自分の好みにあっていた。自分はこしあんもちが好物なので、この餅はまさにおあつらえ向きであった。単独で食べるには少々甘ったるい気もしたが、お茶受けとしては最適だろう。一口サイズなので2個食べてしまったが、残りは家族に振る舞うことにしようと思う。もちはすぐ固くなってしまうので、明日中には全て食べてしまわねばなるまい。



↑一度パックを逆さまにしてしまったため、ふたにあんこが貼りついてしまった。あんこがはがれた餅はまるでザビエルである。


↑親指を2本並べたくらいのサイズ。


また今日は仕事帰りにディーラーによって、アクセラのタイヤをスタッドレスに交換してもらってきた。すでにタイヤはダンロップのDSX-2を予約済みで、鉄ホイールも渡してあり、あとは付けてもらうだけの段階となっていたので、「12月になる前に換えておくか」と思って足を運んだのである。30分くらいでタイヤ交換の作業は終わり、冬タイヤは無事装備された。これで雪が降っても安心・・・というわけでは必ずしもないが、安全性が向上することは間違いない。履いてきたノーマルタイヤは袋を被せた状態でトランクと後部座席に格納され、家に持ち帰ることになった。その帰途、運転していて、ロードノイズが若干変わった感じがした。「ジャーッ」という感じだったのが、「ズーッ」という一段低い音になったような。ただアクセラロードノイズはもともとそんなに気になるほどのものでもないので、注意深く耳を傾けてみない限り明確には感じないレベルの差である。うるさくなるかと想像していたので、音量を上げなくてもカーステレオの音楽がきちんと聞こえたのには安心した。でも今夜は帰宅が21時前と遅くなってしまったので、車内のタイヤを下ろすことが出来なかった。タイヤを下ろし保管しておく作業をしなければならないことを、全く考えずに平日の夜にディーラーに行ったのは、いささか浅はかだった。こんなものを乗せて通勤するようなバカな真似はしたくないので、明日の朝は6時に起床して下ろすとしよう。

(45分)