休み下手

4月給与もやっと片付き、仕事が一服したことから、今日は久々に丸一日休むことが出来た。ここのところ自主休出続きだったので、休日らしい自由な土曜日を迎えるのは4週間ぶりだった。その間は、いやもっと前か、スキーシーズンに入ったころから、ずっと自分のことがすっかり疎かになっていたので、今日は色々なことをしたいと思っていた。が、そううまくは行かなかった。


午前中は、ディーラーに行って車の点検を受け、ついでにタイヤ交換をしてもらった。3年間のメンテナンスパックに入っており、故障箇所もなかったので、追加費用はゼロ。作業が終わるまで待っている間に、SKYACTIV技術の集大成として話題のマツダディーゼル車「CX-5」の試乗もしてみた。SUVで車高が高かったのと、アクセルペダルがつり下げ式ではなくオルガン式(床から突き出している)だったので、最初こそ運転に戸惑いを感じたものの、この車の革新性に対する驚きに比べれば、それは微々たる問題だった。エンジン音も振動もガソリン車と遜色なく、むしろアクセラより静かなくらいで、言われなければディーゼル車だと気付かないほどだったのには、なるほど評判どおりだとうならされたし、変速ショックが皆無でスムーズでダイレクト感のある加速は、CVTのヌルヌルとした加速とは別次元のなめらかさと力強さがあり、非常に好感を持った。バックミラーに左サイドの映像が映る機能や、バックミラーの自動防眩機能、i-stopが全車標準装備なのは至れり尽くせりである。デミオがSKYACTIVになった時から気になっていた運転評価機能、i-DMも今回初めて使ってみたところ、自分の運転は5点満点中3.9点と診断された。評価基準が分からない状態で運転した割には悪くない評価だったので、満足。燃費も、一定速度だと20km/hくらいで安定していたので、相当よさそうだ。やっぱり新しい車はいいなぁ、面白いなぁという感想に至ったが、ボディカラーに自分のアクセラの色(セレスチアルブルーマイカ)がないので、まあ例えどんなにいい車でも買い換えることはあり得ない。アクセラを選んだのは、この色に惹かれた部分が非常に大きい。SKYACTIV搭載の現行アクセラではもうこの色は選べなくなっているので、もはやアクセラの魅力も半減していると言わざるを得ない。よっぽどのことがない限りはあと10年は買い換えないだろう。そもそも買い換えるだけのお金がないので、そもそもそんな心配をする必要はないのだが。


で、タイヤ交換が済んで家に帰り、午後は「さあやるぞ」という気分で臨んだのだが、何だか何にもしないうちに夜になり、あっという間に終わってしまった。もはや分析のしようもないほどに、中身がなかった。だらだらしていただけだった。自分はつくづく休みの使い方が下手だ。明日は明日で、予定が入っているので自分のために使う時間は限られている。平日はまだしも、休日まで何も出来ないのではお話にならない。今夜もまた、モヤモヤ感にさいなまれたまま寝床に入ることになりそうだ。

(45分)