F.E.R.C.

昔々、「特命リサーチ200X」というテレビ番組がありました。少年は、その番組が大変好きで、小中学生時代を通してずっと、日曜の夜8時には欠かさずそれを見ておりましたとさ・・・。


ということで、その番組の舞台となっていた仮想のシンクタンク、「ファー・イースト・リサーチ社」のリサーチ報告が、以下のリンク先に掲載されている。最近、ブラウザのブックマークの中で偶然これを見つけて(いつブックマーク登録したのかは記憶にない)、懐かしさでたくさん読みふけってしまった。番組が放映されていた90年代後半から00年代初頭の当時は、超常現象やオカルト的なネタがテレビで盛んに放映されていたし、「学校の怪談」や「ぬ〜べ〜」のような作品も大人気だったが、それも今ではどこ吹く風というくらいに見かけなくなった。非現実的で非科学的なことに関心を向けられる余裕が、社会からなくなったのかな、なんて思ってしまってちょっとしみじみとしないでもない。リサーチ報告を色々と読んでいたら、自分の家の近くのスキー場で雪崩が起きた時の事故が取り上げられていて、そこで遭難者の生死を分けたのは何だったのか、みたいな話だったのだが、その中で表記されていた市名が数年前の合併前のものだったのと、そのスキー場が今ではつぶれてしまっているのとに、やはりどうしても時代を感じずにはいられなかった。やっぱり、テレビとか新聞ってのは、時代を映す鏡なんだね。

 特命リサーチ200X II - リサーチ報告
 →http://www.ntv.co.jp/FERC/research/main.html


(20分)