代車

今、マツダの「AZワゴン」に乗って通勤している。アクセラの代車としてディーラーから貸してもらったものだ。660ccの軽自動車である。


車内の広さとか、オーディオ関係とか、そういった付加機能においては、どうしたって貧弱なのは仕方ないし、別に不満はない。ナビはついていないが通勤には必要ないものだ。iPodが聴けない代わりに、普段はまず聴かないFMラジオの番組(島村 仁(ジンさん)の「BEAT COASTER」とか)を聴けて、新鮮な楽しさを味わえてもいる。むしろ気になるのはクルマの本質的な部分、走行性能面においてである。というのも、どうにも「発進するときなかなか加速しない」のである。アクセラだと普段アクセルをゆっくり踏み込んで加速しているのだが、この車だとぐいっと踏み込まないと全然進まなくて後ろの車から顰蹙を買ってしまいどんどん追い越される。あと、トランスミッションCVTではないらしく、加速時にカクンカクンという軽い振動があるのが気になった。今まで、「クルマにこだわりはないし、いざとなったら、別に軽自動車でもいいや」みたいに普通車と同列において考えていたが、やっぱりきちんと乗ってみると普通車との性能の差を感じずにはいられない。


ディーラーから今日電話があって、修理代は少なくとも7万円、多くとも10万円未満。お盆前には返せるとのことだった。出費は非常に痛い、ものすごく痛いが、これも教訓料として甘んじて受け入れるかない。早くアクセラが元気な姿で戻ってくることを願うばかりである。

(25分)