プレゼンス

飲み会は苦手だ。知らない人と話せるネタがあまりないから。知らない人の顔を覚えるのも苦手だ。その裏返しで、自分を相手に印象付けるような自己紹介をするのも苦手。要するに、知らない人とうまく付き合うのが苦手、短い時間で仲良くなるのが苦手、人付き合いが苦手ということだ。誰しも初めてあったときは、知らない人同士なのだから、知らない人に自分をどう覚えてもらうか、理解してもらうか、知り合いとして認めてもらうか、という壁を乗り越えなければならない。でも、それが難しいことであるということを、今更ながら痛感させられた。自分を高めること、人と積極的に関わっていき、人から認められることの重要性と、難しさ。それを認識させられた2日間だった。


昨日は講義中心、今日は一日マナーの演習で、明日が講義とグループでの討議。それで新採の研修は終わりとなる。まだ人の顔を半分くらいしか覚えていないのに、もう終わりとは残念なものだ。他大学の人に覚えてもらえたかどうか、果たして今後も「同期」として関わりを保っていけるのかどうか、大いに不安であるが、もう明日で終わりである以上、何らかの関係を築けたものと思っておくしかない。残り一日、名刺をばらまくだけでもいいから、とにかく積極的に参画しておくように努力したいと思う。大事なのは、理念と努力だから。

(40分)