いつまで

いつまで、猶予があるのだろう。今のように、ただ漫然と、悠々と、考えなしに、好き勝手に、楽を選び、やるべきことを後回しにする生活。それが許されるのは一体いつまでなのか。あとどれくらいしたら、苦を安易に退けることなく、本意に反してでも、戦略的に、自分の将来のことを考えて、時に犠牲を払いながらも、確実に前進するように行動しなければならなくなるのだろうか。


今の生活は自由だ。自分の時間は減ったが、お金はあるし、何より仕事という自分の価値を規定するバックボーンが出来たことで、ある意味学生時代よりも精神的に自由だとさえいえる。学生時代は将来のことが心配で、心の片隅に情緒を不安定にする火種が常にあり、いつ燃え上がってもおかしくない状態でくすぶっていた。その時に比べれば、今は心は軽いし、のびのびと自然で健全な状態で平穏無事で過ごしている。でもそれで果たしていいのか。いつまでもそんなのが許されるのかといえば、答えは否である。人並みに生きるための努力をしなければいけないし、職場においても将来の大学運営を担っていく世代として人間的な成長を求められている。いつまでも安穏としていることは決して許されないのである。


だからそろそろ何か行動を起こさなければならないと思うのだが・・・。何をやるか、変えるかというのは難しい問題だ。「まだ早い」なんて思っていると、あっという間に年をとってしまう。平日は何にも出来そうに無いが、休日を中心に頑張らないといけないよなぁ・・・。

(35分)