バテバテ

金曜日の夜は一週間の疲れがピークに達するときである。やるべきこと、やりたいことはあっても、とてもそれらをやる気にはなれない。自分を動かせる力は、眠気だけである。一刻も早く風呂に入って寝たい。ただそれだけが望みである。従って、土日は何か行動を成す期待を一身に受ける訳であるが、ぼけーっとしているとあれよあれよという間に過ぎ去ってしまい、何も成さないのがお約束として定着しつつある。これでは最悪である。自分は一体いつ動くのだろうか。人と会うのも、「いつでも」「そのうち」などと言っている限り永久に実現しない。そろそろ、強制力のある行動様式にシフトしなければ、全てが手遅れになってしまうのではないか、そんな焦燥感にかきたてられるこの頃である。

(15分)