Re AVATAR

Sに誘われて、夜に再び3D映画「アバター」を見に小新のサティまで行った。今回は車で行ったので帰りに迷子になりかけたりすることはなかった。


二度目でも、やっぱり感動は色あせなかった。ストーリーを知っている分新鮮さはやや欠けたが、逆に展開を追うことに必死にならずに余裕を持てた分、細かい描写やキャラクターの仕草、感情の機微などに前回より注意を向けられ、より深く作品を味わえた気がした。今回は観客が少なかった(ガラガラだった)こともあり、中段の真ん中の席を確保でき、画面への不満を一切感じることなく鑑賞できた。ポップコーンを買ったものの、それに手を伸ばすことなく最後まで画面に集中していたし、一緒に見たSも久々に映画を見たこともあってか、とても満足した様子だった。月曜限定の割引で基本料金が二人で2000円(3D料金を含めると計2600円で一人1300円)と安かったのも幸運だった。歴史的大作を十二分に堪能できて、とてもよかったと思っている。


映画が始まるまでの間は、サティ内のゲームコーナーで時間をつぶしていたのだが、Sにはやし立てられたこともあり、そこで色んなクレーンゲームをプレイし、思いがけず大金をつぎ込んでしまった。その額なんと1900円!うまい棒190本分のお金だ(なーんて価値表現をするのは少々芸がなく幼い感じがするな)。でもその甲斐あって、戦利品を得ることが出来た。

USBハンドウォーマーとかいう、パソコンにつなげると微妙に熱をもち片手を暖めることが出来るという、何だか役に立たなさそうなしょうもないグッズだ。ただこんな「これどうすんだよ一体」というようなものでも、とれたときは思わず両膝を地面につき、両手でガッツポーズしてうなり声を上げてしまうほどうれしかった。クレーンゲームの醍醐味はその「取れた瞬間の達成感」にあるのであり、景品なんてのは目的であるように思えて実際は二次的な副産物でしかない。というわけで、この景品とボウルみたいにでっかい容器に入ったポップコーンが今日のおみやげだった。でも、次回にクレーンゲームをプレイするときはミクのフィギュアか何かを取りたいものだ。それならもっと燃えるだろうから。どっかに置いてある店ないかなぁ。

(30分)