無念

2020年はまだ2ヶ月残っているが、自分の中の「今年の最もがっかりしたニュース」はすでにこれに決定している。

https://www.japannetbank.co.jp/company/news2020/200731.html

2021年4月5日付けで、ジャパンネット銀行がPayPay銀行に商号変更するというニュースである。このあまりの「ダサさ」に、筋金入りのJNBユーザーである自分は、激しい憤りを感じた。思えば、2000年の開行からわずか3年後、高校1年で15歳だった2003年にヤフオク!(当時はヤフーオークション)を利用するために口座を開設したのが、JNBとの出会いだった。その後も、2010年には10周年イベントに参加するためわざわざ東京まで行ったり、サッカーくじの定期購入サービスを利用したりと、長らくメインバンクとして17年以上も重用してきた。この銀行名は進取の気性の象徴であり、周りの誰よりも早く使ってきたことが自分の誇りの一つでもあった。だからJNB知名度を上げるべく、これまで職場で給与口座に登録してみたり、パソコン、スマホから全ての手続きができる利便性の高さを人にアピールしたりと努力してきた。なのに、あっさりと名前を変えるとは一体何事だ!・・・と不満と不信を抱かずにはいられなかった。

 

ジャパンネット銀行の名前が消えることへのショックは、まだ癒えない。ただ、今は憤りよりも無念さが強くなってきている。あり得ないとは思うが、それでもなお、名称変更しない方向に戻ることを密かに願っている。

 

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