桜巡り2016

快晴で、ぽかぽかと暖かくて穏やかな気候の1日だった今日は、まさに春爛漫という言葉がぴったりだった。花見もそろそろピークを過ぎつつあり、この土日が最後の見頃というところ。こんな日に家にこもっている訳にはいかない。ということで、妻を連れて昼から外出し、地元の3か所の桜の名所を巡ることにした。


(1)経塚山公園
まず向かったのは妙高市の経塚山公園だった。小さな丘の上にある公園に、たくさんの桜が咲いていて、平地より開花が少し遅かったみたいでちょうど満開だった。露店等はなく、さほど混んでもいなかったので、のんびり桜を楽しめてよかった。



(2)松ヶ峰
続いて、中郷区にある松ヶ峰に向かった。遊園地の前に池があり、その周囲にたくさんの桜が植えられているのが見どころだ。ゴルフ場の中にもたくさんの桜の花が美しく咲き誇っていて、ゴルフをしない自分でもやってみたくなった。ここでは、途中のコンビニで買ったおにぎりを、池のほとりのベンチに座って食べた。行った時にはお客さんが何組かいたが、ちょっと遅い昼食だったので、食べ終わる頃には誰もいなくなっていた。ここも静かでいいところだった。まだ閉園中の遊園地は独身時代に妻とデートをした思い出の場所でもあったので、そのときのエピソードで二人で笑いあったりした。


(3)高田公園
その後いくつか寄り道をして、最後に足を運んだのは、夜桜で有名な高田公園だった。花見用駐車場として指定されているショッピングモールに車を停め、行列のできたシャトルバスの利用を諦めて歩くこと約30分、道路が歩行者天国になった公園に着いた頃には、辺りはすっかり暗くなっていた。ピークを過ぎたとはいえ、土曜日の夜だ。さすがに大勢のお客さんでごった返していた。自分にとっては見慣れた光景だったが、妻は花見でこれほどの人出があるのことに驚くとともに、露店がたくさん並んでいるのがお祭りのようだと言ってはしゃいでいた。たこ焼きやじゃがバターを買って二人で食べながら、花見を楽しんだ。たまたま日光猿軍団が来て猿回しをやっていて、芸を見られたのもラッキーだった。三重櫓や桜ロードもしっかり案内して、再び歩いて駐車場に戻ったのは21時。すっかり気温も下がっていた。



今年の春は、短い桜の季節をしっかり愉しむことができてよかった。来年の春は、「天下第一の桜」として有名な長野県の高遠の桜を見に行ってみたいと思う。

(※今回の写真は、フォトライフの「桜巡り2016」フォルダに保存した。)

(30分、5/4)