締め2015

2015年(平成27年)は本当に色々なことがあった。自分の中での今年の漢字を決めるとすれば、それは「動」になるだろう。自ら考え、「行動」を重んじて色んなことをやってみた結果、自分を取り巻く状況が大きく「変動」したし、その過程で自分の心が「動揺」する場面が多々あった。また、趣味等の「活動」も非常に活発で、スポーツや旅行を目的にあちこちに「移動」したりもした。そういう観点から、この漢字がふさわしいと思ったのである。


ただ、今年を丁寧に振り返るには、もはや残された時間が足りないし、気力も残っていない。振り返って最大の成果であり、インパクトだと思うことを挙げると、それは自分が来年2月に結婚(入籍)することが決まったことだといえる。今まで彼女がいたことすらなかった自分に初めて彼女ができて、わずか4ヶ月足らずで一気に婚約(プロポーズ)まで突き進んでしまった。これは自分にとって劇的な変化であり、当然ながら未知の経験であり、何よりこの上なく幸せな出来事だった。5月に自転車で事故を起こし救急搬送されたこと、12月に車が追突事故に巻き込まれ、アクセラが今も修理中のままであることなど、災難な出来事も少なくなかっただけに、結婚することになった喜びというのはひときわ大きな輝きを持って、自分の心の中を明るく照らしてくれている。時間的余裕がなく詳しく書けないのが残念なところだが、とにもかくにもこの出来事のおかげで、自分は今年を「よい年」だったと断言することが出来る。前年からバトンとして託された「自分の土俵で戦え」という言葉は、迷いかけたときにいつも自分を支え、導いてくれた。この言葉のおかげで、他人と比べてどうなのかではなく、今の自分ができるベストは何なのかという基準で、その時々の決断に踏み切ることができた。この至言を贈ってくれた去年の自分に、感謝したい。そして、今の自分が来年に贈りたい言葉は、「全力投球」である。来年は仕事もプライベートも大変なイベントが目白押しで、油断も隙もないような状況がずっと続くことになる。それらと真剣に向き合うことから逃げ、いい加減に受け流して済ませようとすれば、一生の禍根を残すことになるだろう。何もかも初めてのことばかりだ。知識も経験もない。相談できる相手も少ない。であれば、自分にできるのはただ全力で挑むことのみである。過去の自分の決断を信じて、行動することのみである。手を抜くことなく、その時その時のベストを尽くす姿勢、どうすれば一番よいかを考え抜き、誠意を尽くすことが大切だということを、この言葉に込めた。全力で走り続けるのは大変なことだが、それもこの1年だけだと思えばまだ頑張れるし、自分はもう一人ではないのだと思えば力がわいてくる。来年の今日、今年はよくやった、やりきったと満足感を持ちながら述懐できるようにするために、これから1年間は目の前の一つ一つのことを本気で頑張り、確実に前に進めていきたい。


甚だシンプルだが、以上をもって今年を締めくくることとしたい。とはいえ、記録より行動を優先したがためにブログの更新を疎かにしていて、ブログ上では過去1年の出来事が空白だらけのため、これだけではモヤモヤした気分が消せない。後日、今年の十大ニュースを追記として紹介したいと思う。

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