職場の盆休みは8月13日(火)〜15日(木)の3日間。月か金を休めば6連休、両方休めば9連休になった訳で、年休を使って連休をつなげる人も多かったが、自分はカレンダー通り休むことにした。別に年休を取れないほど忙しいということはなく、むしろその反対なのだが、いたずらに休みを引き延ばすと、休み明けの心身の「気だるさ」が深刻になるので、3連休を超える休みはなるべく取らないようにしている。そのため、2013年も残り半分をとうに過ぎたが、これまでに取得した年休は1日のみ。それとは別に使える夏季休暇も3日あるうち、まだ1日使ったのみだ（残り2日は9月に使う予定）。従って、年休の残りは39日。今年も翌年に繰り越せない分が18日分くらい消滅しそうな見込みである。
それはさておき、近頃やたらと頭の中がごちゃごちゃしてきている。本業ではない色んな課題を抱えてしまって、その処理が追いつかなくなってきつつある。人間は7つまでの案件なら頭の中で処理できると言われているが、自分が今考えていることを箇条書きにしてみたら、10個以上になってしまった。どうやら、自分は処理能力を超えて色んなことに頭を使わなければいけない状態になっているらしい。どうりで「そういえば、あの件・・・」とすぐ気が散って集中できない訳だ。リストアップしたことで、ようやくどうにか優先順位をつけて取り組めそうな「可能性」が生まれたが、まだ計画的にさばけるような状態には持って行けていない。活動範囲が広がって趣味の範疇に収まらなくなってきたバドミントンのことや、戦略性が必要になり始めた職場の若手の集まりのこと、趣味の自転車のこと、改善しない自室の散らかりのこと、将来のキャリア的なこと、家のことなどなど、色々と複雑化してこんがらがってしまっている。どれも1・2回やっておしまい、というタイプの課題ではなく、困難がある中で今後いかに継続していくかというタイプの課題が中心なのがなおのこと悩ましい。社会人なら複数案件を同時に抱えることなんて当たり前なはず…なのだが、自分は今までは課題といっても割と単純な（一過性の）ことしか扱ってこなかったし、面倒なことはついつい後回しにしてきてしまったので、こんな状況になってきたのは本当にここ最近のことで、それゆえにとても戸惑っている。誰もがみなこんな感じなんだろうか。キャパを超えて色々な課題を背負いこんでしまっているのだろうか。だとしたら、ちょっと息苦しいなぁと思う。自分はもっと「シンプル」に生きたいのだ。合理性の旗印の下にあらゆる行動と思考において「シンプル」を追求して、極力あれこれ悩まずに生きて行きたい、というのが究極の理想なのである。その実現が、複雑化の果てに制度疲労を起こした現代の文明社会に身を置いていては限りなく難しいことであることは承知しているが、それでも自分はシンプルに「あっけらかん」として生きていたいと願ってやまない。それを追求する過程で、今はごちゃごちゃしたあれやこれやを整理するために、様々な論理を書き連ねて自分の外に吐き出してしまおうと試みている。だから毎回、文章は長くなるのだが、それによって頭の中のノイズが少しは消えるので、幾分か気持ちは楽になる。「頭空っぽのほうが夢詰め込める」という歌のフレーズがあったが、自分が目指す頭の状態はまさしくあれだ。余計なことに惑わされず、自分の考えたいことを考えられる、そんな自由な存在でありたい・・・。その理想に向かって進む道は、課題を先延ばしせず一つ一つと正面から向き合っていくこと、それしかないだろう。
（50分）
