カップヌードルごはん

先日、セブンイレブンの店内を目的もなくうろついていたら、カップラーメンコーナーで「カップヌードルごはん」という商品に目が留まった。その名の通り、カップヌードル味のごはんで、水を入れレンジでチンして作るものだ。昨年に発売されたときからその存在は知っていて、大胆なアイデアに驚かされ食べてみたいと思ったのだが、近畿限定発売だったため店頭では見かけず、ネット通販でも注文殺到で売り切れだったので手に入れることが出来ず、「そんなに大人気だなんて、なおさら気になるなぁ」と思いつつもいつの間にか忘れていた。それが思いがけず店頭に並んでいたので、「これは買うしかない」と思い、即決で手を伸ばしそれをカゴの中に放り込んだのだった。


後で調べて分かったことだが、近畿限定だったものが、7月からようやく全国での発売になったらしい。かつての品薄状態は今では解消されているようだ。ただ、自分が一番食べたかった「シーフードヌードル味」は未だ近畿限定で、今回全国発売になったのは「カップヌードル味」のみ。従って、自分が買うこととなったのはカップヌードル味だった。今日の昼食では、家族がカップラーメンを食べる中、自分はこの「ごはん」を調理して食べることにした。




調理は、容器に水を張ってその中にコメと具を入れて、電子レンジで5分半(500Wの場合)チンするというお手軽なもの。シーフードはこれまでに何度食べたか分からないほど大好きで、自分の中では「カップヌードル=シーフード」というイメージが定着している。しかし、シーフードではないただの(本家の)カップヌードルのほうは、ほとんど食べた経験がない。そのため、このライスがカップヌードル味なのかどうかは、よく分からなかった。ごはんに味がよく染み込んでいて確かにおいしいのだが、容器のサイズの割にはごはんの量が少なく、あまり腹は膨れないし、本物のカップヌードルが2個買える262円という価格に見合うだけの価値があるとも感じられなかった。今回は物珍しさで買ってみたが、これをもう一度買うかと言えば、買わないと思う。やはり、せっかくならシーフード味を食べたかったと思ったし、シーフード味でないとどの程度再現度が高いのかどうかも分からない。シーフード味が店頭に並ぶようになったら、また買ってみたいと思うが、予想としては「やっぱり本物が一番だ」という結論に至りそうな気がする。

(35分)