初後輩

今夜は、9月1日付で大学に採用になった職員(1名)の歓迎会を若手有志で行った。歓迎会といいつつ、車の都合でアルコールは無しなのはいつもと同じ。自分と先輩が音頭を取って開催したものの、急だったのであまり人が集まらなかったのが少々残念だったが、また近いうちに若手を集めて、今度はもっと盛大にやりたいなぁと思っている。


新しく来た人は、今年試験に合格したばかりの新採用の人で、年齢は20代後半。自分より少し年上で、すでに結婚もしている。隣りの県の出身だ。自分が彼の初任給を計算して、書類上では彼のことをすでによく知っていたことから、採用前から勝手に親近感を持っていた。そして今日初めて顔を合わせて話をしたのだが、気さくで話しやすい感じの人だったので、さらに好感を持ったのだった。職場では自分にとって初めての後輩になるわけだが、実際のところあまりそういう実感はないし、年齢とか先輩後輩とか関係なく仲良く出来ればなぁなんて考えている。特に、自転車好きというところで共通点があるので、そこでの接点も作っていきたいと思う。


今回の席で、自分は立場上、主に給与や休暇制度のことを話したし、話題はといえば、いつものごとく人事異動や、職員宿舎のぼろさと不便さ、出向する可能性がある他機関の話といったものが中心だったが、正直自分はそれが少し物足りないというか、違和感があったというか、不満であった。仕事上の情報交換も大事だが、せっかくの歓迎会なのだから、もっと主役本人に話題を振って、彼を中心に盛り上がるような形にすべきではないかと思ったのだ。人事のことなんて、初めて来た人に話しても、当人がよく分かるわけもなく、ましてや面白いはずはない。そんな話題ではなく、もっと、最初にすべきこと、覚えるべきこと、心がけておくべきことなど、自分が最初に入った時に感じた職場の慣習や文化についての疑問や不安に応えるようなことを伝えたかった。そして、彼からは趣味や前職での経験等についてもっと聞きたかったのだが、それについては、不完全燃焼に終わった。次回への課題ということにしておこう。


明日は昼から県内大学対抗のサッカー大会に参加する。チームに迷惑をかけないように、下手くそなりにがんばってきたいと思う。

(80分)