over 800

今年の6月26日から、「はてなダイアリーPLUS」に登録している。これは月280円の有料サービスで、アクセス解析等が利用できるようになる。どうしてこのサービスを利用し始めたのかは、正直よく覚えていない。アクセス解析が目的だったのかな?でもその割に、解析機能は全然使っていない。PLUSの機能で、これまでに投稿した記事数を、投稿された時間帯別に集計することができる。それによると、ブログ開設から昨日までのおよそ2年間に投稿された記事数は、806本であるらしい。

中には、「あとで詳しく書く」と予告したままで更新されていない記事などもちらほらあるので、完成した記事となるともう少し少なくなるが、それでも毎日1本ペースで確実に記事を積み上げてきたことになる。過ぎ去っていく日々の足跡を文章や写真の形で記録に留めてきたことには、一定の価値があったといっていいだろう。だが、今、ブログを書いていて、それが楽しいかというと、そういう実感はあまりない。かつては、いつも書きたいことが山のようにあって、屁理屈も含めて次々と主張や発想が浮かんできたものだったが、今はそういうことがめっきりなくなり、毎晩PCの前で散々「何を書こうか」と唸っている始末だ。それが結局、無駄なネット検索等を誘発してしまっていることから、現状に問題と限界を感じている。去年は社会人1年目で、初めての職場ということもあり、仕事をしながらも、色々と思うこと、考えることがあったので、まだ書くこともたくさんあった。だが、2年目になり、環境にも慣れ、仕事が「給与」というひたすら数字とにらめっこするばかりの完全なルーチンに変わってからは、頭がすごく凝り固まってワンパターンな思考回路になってしまったような気がしている。仕事もプライベートも完全にマンネリ化しており、端的に言えば、発想が狭く浅くなったような感じだ。それで、毎日のブログにもすごく悩むようになってしまった。はっきり言って毎日ブログを書くのは苦しいし、時間をかけて書いたところで、しょうもない記事しか出来上がらない。前述のように、記事にすらなっていないものすらある。それでも、自分はブログを毎日書くという行為から、逃れることは出来ない。なぜなら、ブログを書くために頭を使う時間を作らないと、日常的に考える時間というものがすっかりなくなってしまうからだ。数字ばかりを扱う仕事なので、ブログがなければ、文章も全く書かなくなってしまうだろう。仕事に疲れて行動する意欲が失われる中で、ブログのネタを作ることが行動のインセンティブとして寄与している側面もある。そういう意味で、自分にとって、ブログはなくてはならない存在であるし、ブログとの付き合い方が、自分のこれからを形成していくために非常に重要に要素になってきているといえよう。


現状の過大な負担を軽減しつつ、ブログを活用して自己の環境を変え、新たな形に再構築していくための具体的な計画や方針、いわば「ブログ戦略」というべきものを強い意志を持って描くこと・・・。今の自分にとって、それこそが、最優先すべき喫緊の課題である。

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