運転診断

晴天に恵まれた今日は、ぽかぽかと暖かく、春らしい一日だった。今日はディーラーでアクセラの12か月点検をすることになっており、ついでにタイヤもスタッドレスからノーマルに換装してもらうことになっていた。当初は先月20日に行うはずだったのだが、月末になっても雪が時折積もっていたために2度延期していた。


車にノーマルタイヤ4本を積んで店に着いたのが10時。すぐに車のキーを店に預け、点検作業を始めてもらった。点検が完了するまでの間は、店内で雑誌でも読んで過ごす腹積もりだったのだが、営業担当者が来たので雑談に終始することになった。今度マツダが出す新型エンジンの話など車関係のことも話たが、基本的にどうでもいい話が中心だった。営業担当者が口達者でなく黙りがちだったので、こちらから話題を振ることが多かったが、毎回こんな感じなので「これで営業が務まるのかな?」とこっちがちょっと不安になってしまった。その途中で、「運転ドック」を受けてみないかということを言われた。試乗車にドライブレコーダーというカメラを取り付けて運転すると、運転中の映像を撮影しながら加速度等を記録して、自分の運転のレベルを評価してくれるのだという。面倒くさかったので、一度は断ったのだが、ティッシュ箱がもらえるとか自分の運転の改善になる等と言われて熱心に勧められたので、まあ話してるよりは面白いかもしれないなと思って受けてみることにした。担当者とともに試乗車に乗り込み、店の近くの道を10分ほど走行して戻ってくる内容で、テストはあっという間に終了。店内でしばらく待っていると、PC画面を見ながらソフトウェアが診断した評価結果が伝えられた。総合評価は100点満点中73点。運転前に紙に書いた事前の予想が75点だったので、予想の5点以内の「ニアピン賞」ということでティッシュ箱を5箱もらえた。商品をもらえたこと自体はうれしかったのだが、正直を言うと、もっと得点が伸びると思っていたので(店内に貼ってあった高得点者ランキングの1位は92点だった)、この評価は少し残念だった。全体的にはよかったものの、「ハンドル操作の安定性」という項目で「急ハンドル」と診断されてしまい20点中7点の低評価にとどまったのが足を引っ張ってしまった。店が面している大通りに出る際にハンドルを切りながら加速したのがいけなかったらしい。テスト中は最大限丁寧に運転していたのだが、最初の段階ですでに躓いてしまっていたようだ。詳しい結果は下の画像の通り(印刷したものをもらった)。テスト前は気が進まなかったが、結果を見たことで自分の運転を見直すきっかけになったので、今はやってみてよかったと思っている。また、試乗車で選んだ2000ccのアクセラ20Sを運転してみて、アイドリングストップ性能の高さや加速の力強さ、車載装備の充実ぶりを実感して、「こりゃ自分のとは全く別の車だな」と思ってちょっと感動した。欲しくなった。まあ無理だけどね。そうこうしているうちに点検は終了。幸いにも特に問題はなく追加料金は発生しないということだったので一安心し、ノーマルタイヤに履き換えた車でさっさと店を後にした。気のせいかもしれないが、ロードノイズが若干甲高く聴こえるようになったと感じた。パックdeメンテに加入済みなので、今回は1円も払わなかった。




帰りにガソリンスタンドによって給油した。20Lまでしか入らないと思って行ったのだが、給油機のメーターが20Lを超えても回り続けたので、給油制限が解除されていることに気がついた。わずかだか、復興の足音が聞こえたような気がして、うれしかった。

(60分)