テレビの力

地震に関する報道が、全テレビ局で徹夜で行われていた。映像で次々に伝えられる被災地の深刻な被害に目がくぎづけになり、朝からずっとNHKを見続けていた(5時台に出勤したが、室長から必要ないと言われたので帰った)。やはりこういう非常事態時には、テレビの果たす役割というのは非常に大きい。ラジオではやはりここまで明確には伝わらないし、新聞ではリアルタイム性に絶対的に欠けるし、ネットニュースでは情報のパッケージ性が十分でないし、今はPCを立ち上げてそんなものを悠長に見ている場合でもない。上越もさっきから何度となく揺れている。と今回の事態を目の当たりにして、テレビの持つ圧倒的な情報伝達力を再認識し、ネット放送がテレビに取って代わることは絶対にあり得ないと確信した。


それにしても、今朝の日経新聞の朝刊が地震の被害を1面全面で報じていたのにはびっくりした。こんなときでも、いつもの経済ニュースをトップに持ってくると思っていたので、本当に大変なことが起こっているのだということを、そんなところからも実感したのだった。

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