ほぼ日手帳2011

9月といえば、来年度のほぼ日手帳の予約が始まる月である。ほぼ日手帳についてここでは詳しく語らないが、自分は08年から毎年この手帳を使っており、この時期になると「今回はどこがどんなふうに変わったのかな」ととてもワクワクしながら、この手帳の販売をしているウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を開くことになる。今回自分が一番「おおっ!」と思った変更点は、手帳本体の機能ではないのだが、付属のボールペン(ネット販売限定特典)が「ジェットストリーム」が採用されたことだった。これは三菱鉛筆のすごく書きやすく、すぐ乾く、油性ペンと水性ペンのいいとこどりをした優れたボールペンである。自分は以前からこのペンを愛用しているので、これが手帳に標準装備されるというのは、とても喜ばしく思えたのだった。今年はナイロンカバーのデザインで、初めて柄物を選んでみた。「アイビー・タータン」という柄である。地味すぎず派手すぎず、落ち着いたデザインがすごく気に入った。そういうわけで今夜、以下の内容で手帳一式を注文した。

この手帳は、持っていてうれしく、使って楽しいものだが、その楽しさ等の程度は、自分でいかに創造力を発揮して使い方を工夫するかという部分にかかっている。どんなカバーを選んだか、どんなふうに使っているかを見れば、その人の人となりさえも分かってしまう。この手帳は持ち主の個性を映す鏡であるといってもいいだろう。今年は例年よりずいぶん白紙が多くなってしまったが、来年こそはかつてのようにびっしり字で埋められるように頑張りたいと思う。

(20分)