ほぼ日手帳2014

ほぼ日手帳」を使い始めて、今年で6年目。学生時代はほとんと全てのページにぎっしり日記を書き込むほどヘビーユースし、就職してからは白紙が増えつつも、思いついたことや経験したこと等を気持ちのおもむくままに自由に書いたり、新聞の切り抜きを貼りつけたり、写真を貼ったり、とにかく自由に使ってきた。手帳という名前がついているものの、一般的な手帳の使われ方の枠には捉われず、予定やTO DOを書き込むのとは全く違う使い方を志向してきたつもりだ。今や、手帳といえばほぼ日手帳以外の選択肢は考えられない、というほどに自分にとっては大切な存在になっている。そんなほぼ日手帳を、これまで(ロフトの店頭で買った2010年版を除き)毎年9月に欠かさずネットで注文してきたのだが、今年に限ってはちょっと異変が起きた。12月1日の今日になってようやく注文するというかなり遅い購入になったのである。別に何か購入に問題があったわけではなく、買わないとと意識はしていたものの、ずるずると後回しにしてしまったため、いつの間にかこんなに遅くなってしまったということなのだが、この後回しは手痛い失敗を招いてしまった。なぜなら、色々な柄が選べる手帳のカバーや、セットで買える文房具等が、多くの商品において売り切れてしまっていたからだ。特に、カバーがほとんど売り切れていたのはショックだった。「どのカバーを選ぼうかな」というのが、毎年の手帳注文時の大きな楽しみの一つなので、その選択肢が大きく絞られてしまったのは残念でならなかった。こういうことになってしまうから、やはり9月に買うというのが必須条件なのだ。慣例に従わなかったことを反省した。

そういうこともあって、今年は新しいカバーを買わず、手持ちのカバーを使い回すことにした。新しいカバーではなくても、カバーとカバーオンカバー(COC)の間に写真を挟んだりして、自分の好きな絵柄に変えるという楽しみ方もある。そうした工夫の余地があるのも、ほぼ日手帳の醍醐味だ。注文したのは、手帳本体と「ほぼ日の週間手帳」、数点の文房具等で、数日以内に届く見込みだ。届いたら早速開封して使い始めたい。来年の手帳も、基本的な使い方は特に変えないつもりだが、もう少し手帳と向き合う時間、すなわち自分を見つめる時間を増やせたら、15分でいいから毎日作れたら、いいかもなと思っている。


↑09年の手帳では、カバーとCOCの間に世界地図を挟んでいた。ノルウェースウェーデンフィンランドの3カ国の位置関係など、地理の理解に役立った。

(40分)