100

今日がどうやら、4月1日から数えて100日目の出勤日だったようだ。業務日誌にメモしてきた数値がソースなので、しっかり数えて確かめたわけではないが、多少のずれはあるとしてもほぼ合っているだろう。出勤すべき日は101日あったが、丸1日年休を取った日があったため、出勤した日としては100日ということになった。ちなみに、時間休も含めると、今までに取得した年休は「1日と2時間」ということになる。全然消化していないが、同じ部署の他の人の休暇簿を見る限り、1年に5日以上取得している例はほとんどないようなので、まあ平均的なペースといえなくもない。


今、働いて思うのは、「働くこと、社会人になることって、以前はすごく大きな隔たりを感じていたけど、やってみたら案外すんなり慣れられたな」ということだ。それは自分の職場が大学という、世間とはちょっと感覚がずれた組織であることの影響も少なくないだろうが、それにしてもよく順応出来ている。もともと文房具や文書作成が好きで、事務仕事が性にあっているというのもあるかもしれない。しかし何より驚くべきは、難儀なことや理不尽ことを要求されることもなくストレスもほとんど感じないので、仕事中は家にいるのと変わらないほど精神の平静さを保っていられることだ。その自然さのあまり、「今、自分は本当に働いているのだろうか」と思うことさえあるほどである。だが、こんなにありのままの自分でいられる仕事なんて、世の中の多数派ではないだろう。自分の本音を押し殺し、要求に合わせて自分を作り変えて、心をすり減らして耐えなければいけない、そんな仕事だって決して少なくはないはずだ。「給料は我慢料」だと思っている人もいることだろう。それに比べれば、自分は自分のやっている仕事が好きで、気に入っていているのだから、本当に境遇・待遇に恵まれていると思う。この現状に満足して胡坐をかくことなく、自分の力を最大限発揮しようと奮起するのが、自分に課せられた務めであり、雇われる際に期待されたことであろう。適度な緊張感と危機感を傍らに置き、常に自分の頭でよく考えながら、日々の業務に一生懸命に取り組むこと。そして同時に、大学が描く将来的なビジョンに目を向け、その実現に携わるものとして、自分の最終目標を見据えること。この2点を胸に刻み込んで、今後も精進していくことを、今一度決意して、100日目の節目としたいと思う。


しかし、もっと1回の記事をテキパキと素早く書けないものだろうか。今のようにのろのろと書いているようでは、時間がかかりすぎ、今後もずっと書き続けることは難しくなってしまうと思うが・・・。本当にどうにかしたいものだ。

(55分)