昨日親と話をして、引越しの日時を3月13日(土)に決めた。あと一ヶ月後だ。となると、電気やガス、ネットといったライフラインの契約変更や、今までアパート宛に届いていた郵便物の住所変更といったことが気になってくる。こういう手続きは個別にしなければならないのでひどく面倒だ。役所かなんかに届け出るだけで全部一括で変更できればすごく便利だし、情報管理コストが低下して企業や行政の業務もずっと効率化するし、人の移動がもっと流動化して経済も活性化すると思うから、「国民総背番号制」も悪用さえされなければ非常にメリットの多い仕組みのはずなんだがなぁ。政府の信用が低下しつつある今の状況を考えると、それが実現することは到底有り得そうにない。残念だ。
そんなこんなで、今日は転居に関する手続きの第一弾として、ネットで可能な「NHK受信料」と「都市ガス」の手続きをやってみた。
＜NHK受信料＞
NHKの受信料は現在、2ヶ月につき1345円を支払っている。これはいわゆる学割（家族割引）が適用されていて、実家と同一の生計の下にある単身者として、実家の世帯に付随する契約としての扱いを受けている。そのため、解約の手続きは形式上、一時的に分かれていた世帯を一つにする「世帯同居の手続き」ということになっている。この手続きをネットで行うために特に必要なものは、「お客様番号」と「同居先（実家）契約者の名前」である。前者は年に1回NHKから送られてくる封書に同封されている「お客様番号カード」の中に書かれている10桁の番号であり、後者は実家の契約者の名前のことである。カードは幸い引き出しの中にあったし、実家に電話したところ契約者は祖父になっていることが分かったので手続きはすぐ済んだ。3月中旬で契約を解約したからといって受信料が半月分安くされることはおそらくないと思うが、元々大した額ではないので別に構わない。手続きは下記のページの「住所変更」というところから行うことが出来る。
○NHK受信料の窓口
→http://pid.nhk.or.jp/jushinryo/
＜都市ガス＞
新潟市は北陸ガスが都市ガスを供給している。アパートでガスを使うのはコンロと風呂だが、風呂は引越し前日まで使うのでそれまでは今までどおり供給してもらわないと困る。そのため閉栓（使用中止）日を今から指定出来るのかが重要となる。調べてみたところ、作業員に閉栓に来てもらう日と時間は指定することが出来、閉栓日の3ヶ月前から可能であることが分かった。今から予約しておくことが可能ということだ。早速手続きをやってみた。必要となる情報は、やはり「お客様番号」だ。これは毎月メーターの検針時にポストに投函される「ガス使用量のお知らせ」もしくはハガキとして送られてくる「請求書」「領収書」（この二つの場合は「お問い合わせ番号」がそれにあたる）を見れば書いてある。「お知らせ」を4年間毎月保管していた自分にはこの番号を知るのはたやすいことだった。この手続きも数分で完了した。
○北陸ガス：ガスご使用中止（閉栓）のお申込
→https://www.hokurikugas.co.jp/internetreceipt/KAA2R10.asp
（50分）
