Heute

今日は26年ぶりの大雪だとかで、新潟市内は交通が乱れ、道路は酷い状態になっていた。大学周辺では40cm前後が積もっていたが、元々雪が大して降らない地域だから除雪体制も整備されていなくて、午後になっても状態は改善しなかった。随分積もってしまったから、明日以降沈静化に向かうとしても全部消えるには最低一週間は必要だろう。その途上で路面状況はかえって悪化することも大いにありうる。歩行者、自転車の立場としてはこの状況は大変な不便を強いられるものだが、自然現象なのでまあどうしようもないものとして受け入れるほかないだろう。上越出身の身としては、「こんな時消雪パイプがあれば・・・」と思ってしまうのだが、この新潟地域は「昭和30年代に水溶性天然ガスの採取に伴う地下水の大量揚水が主な原因の地盤沈下が顕在化し」た影響で地下水をくみ上げてはいけないことになっているので、それは出来ないようだ(県HPより)。滅多にないことだけに、雪に埋もれた風景は写真に収めるには格好の対象だった。昨日も含め何枚か撮ったが、雪がちらついていてカメラに付着しそうだったし、何よりどこも人や車が常に往来していたので全く不十分な枚数しか撮れなかったのが残念だった。



↑大学内の様子。道路は圧雪で人の通り道は踏み固められてカチコチかつツルツルになっていた

↑雪に埋もれてしまった車が多く見かけられた


今日はこんなコンディションの中登校し、まず三限にドイツ語のテストを受けた。異常なほど簡単で、実力を測るというより「単位をあげるため」のテストであることは明らかだった。学生のレベルが低下しているのに苦慮しての対応かなと不安になったほどだったが(無勉をアピールするとかお前ら中学生かよ!と1年生を見ていて思ってしまった)、まあ間違いなく単位は取れたのでとりあえず一安心。その後は生協で出資金を返還してもらい、学部棟で見かけたSに合流。彼が四限のテストを終えると、打ち上げをしようということになり、車に乗り込んだ。


まだ夕方で飲むには早かったので、紆余曲折を経てまず出来島のシダックスに行くことになった。ここまで行くのは大変かと思われたが、幸いにもパイパスは完全に路面が露出していたので滞りなく到着。ここで3時間ほどカラオケをした。機種はボーカロイドの曲がたくさん入っているJOYSOUND。ボカロ曲を歌えるのは楽しかったが、全然声量が出なくて、ちょっと消化不良な感じが残ってしまった。やはり普段声を出していないとこういう場に来てもうまく行かない。ただ意外にもフジファブリックの曲が50曲近く入っていたので、それはとても幸運だった。雪が消えたらここにヒトカラをしに来ようと思った。そこからの帰り道、デッキー前からバイパスの女池ICまでは、酷く渋滞していた。道路が下手な除雪で酷く凸凹になっていたから、車は前も後ろも上下左右に激しく揺さぶられ、気分が悪くなりそうなほどだった。トレーラーなど、横転するんじゃないかと心配になるほど傾いていた。運転していなくても身が縮まるような状況だったが、何とか20分程度で脱することが出来たのだった。その後、スーパーで買い物をし、アパートに帰ると宅飲みをした。


テストの打ち上げだし、臨時収入もたくさん入ったからパーッとやろうと思って、普段なら手が出せないエビスビールを飲んでみた。やはり味が違うなーという感じはしたが、コップ2杯目から早くも効用が逓減した。普段飲まないし飲める口でもないからこんなもんだろう。お互いもう年だから飲めないねということを口にしてちびちび飲んでいたので、空き缶は中々増えなかった。結局500mlの缶7本のうち5本を空けて残りは冷蔵庫行きとなった。エアコンが中々効かなくて寒かったせいもあったかもしれないが、やっぱり年だと思う。話の内容も大体湿っぽいというか、年寄りじみたもので若者らしくなかった。まあそれだけ大人になったんだと解釈しておこう。彼がさっさと寝てしまったので、2時間足らずで酒席は終了し、風呂と料理の後片付けを済ませた後ブログを書き始め、今に至る。


明日はレンタカーを借りるのだが、さすがに猛烈に心配になってきた。こんな状況下で一人で運転するのは不安極まりない。明日の朝、取り消すか否かの判断をしたいと思う。

(65分)