末尾

今日は真冬でも滅多にないくらいの物凄い吹雪で、視界は利かないし、雪はどかどか積もる、絵に描いたような悪天候だった。市内の公共交通機関は全面運休、道路も除雪が追いつかずに1日中大渋滞という状態だった。雪国でない地域出身の人からしたら、ここに住むなんて正気の沙汰じゃないと思われるに違いないほどの状況だったし、地元民でさえも今日の荒れ模様には外の様子が気になって仕方ないような有り様だった。だが、こんな中にも関わらず、今夜は職場の飲み会が行われた。中止になるだろうと誰もが思っていたのに、決行された。しかも、24人もの大人数が全員出席した。これはすごいことだと思う。今回は若手教職員の交流忘年会という名目で、教員と職員がそれぞれ12名ずつ集まった。先生方とざっくばらんにお話する機会というのは普段ないものなので、実に新鮮で楽しいひとときだった。酒は飲まなかったが、全然関係なく場の雰囲気でテンションも上がっていた。で、最後の締めの挨拶を任されたのだが、そこでどうでもいいことを喋りすぎて、場を白けさせて、コケてしまい、心がヘコんだ。挨拶は、短いほうがいい。というか、ほとんど何も言わなくていい。その大原則をつくづく痛感した。この前にも痛感したばかりなんだけど、つくづく反省を活かせない男だ。もう金輪際同じミスをしないように、強い自戒を込めてここに書いておくことにした訳である。帰宅するのにも2時間かかった。長い1日だった。

(25分、携帯)