最良の日

今日はサークルの飲み会があった。


3月の卒コン以来、実に8ヶ月ぶり。4年生の就職祝いと、2年生の新歓と、3年生と院生の方の今後の健闘を祈念しての飲み会だった。自分自身、飲み会に参加するのは5月以来だったので不安はあったが、そんなのはすぐに吹き飛んだ。


なぜなら、これが実に楽しかったからである。


学年の隔たり無く、フランクに和気藹々と色んな話が出来たことがよかった。そして何より、思いがけなく自分の誕生日を祝ってもらえたことがとても嬉しかった。


突然明かりが消えたかと思ったら、ロウソクの火が灯ったチョコレートケーキが登場し、まもなくシャンパンまで運ばれてきた。幹事の人が、今日が自分の誕生日であることを把握してくれていて、店に伝えておいてくれたのである。


そこで記念写真を撮影し、全員でシャンパングラスを持ち改めて乾杯してもらい祝福してもらえた。自分はなんと言う果報者なのだろうと感激せずにはいられなかった。自分にとって今日は、人生で最も印象深く楽しい、最良の誕生日となったのだった。


その後友人と3人でプレイした「いたストSP」でも、マンガを読む片手間でプレイしていたにもかかわらず何故か優勝。つきについていて、怖いくらいに思えた。でも帰りに雨に打たれてびしょ濡れになったので、これでとんとんになるだろうか。


彼らに貰った「プレゼント」と共に、今日の思い出を終生大事にとっておきたいと思った。本当に、心から。

(15分)