5代目G-SHOCK

11月中旬、自分にとって「5代目」の相棒となる新しいG-SHOCKを購入した。36才になる自分への誕生日プレゼントとして買ったのは、今年3月に発売されたG-SQUADシリーズの新モデル「GBD-H2000-1BJR」である。定価は税込55000円のところ、ヤフオクでほぼ未使用の中古品を35000円ほどで落札。割引クーポンや先代の売却額と相殺すると、実質17500円ほどで入手することができた。全くの新品ではなかったが、届いた製品にはキズや汚れもなく、機能も正常だったので、全く問題なし。かなりお得にゲットできたと満足している。

 

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本機は、今まで使っていたGBD-H1000の正統進化版ということで、従来から有していた機能・性能を網羅しつつ、さらに新たな機能が追加されている。ガジェット好きの自分好みな「全部入り」の製品である。特に「買い」の決め手となったポイントは、大きく3つ。1つ目は、「NIGHTLY RECHARGE」という睡眠計測・分析機能だ。睡眠による回復度を表示して、よりよい運動や睡眠などをアドバイスしてくれたり、睡眠の質(レム・浅い・深い)をグラフで確認したり、睡眠時間(就寝・起床時刻も)を確認したりすることができる。4年前まで使っていたFitbitで一番重宝していた睡眠計測の機能が搭載されたことで、G-SQUADのライフロガーとしての充実度・完成度がより一層高まることになった。2つ目は、運動した際のタイムやルート等を計測するアクティビティ機能が「マルチスポーツ対応」になったことだ。旧機種はランニングにしか対応していなかったが、本機ではラン、バイク、スイムなど8種類のアクティビティに対応している。自分にとっては自転車で走ったときの正確な計測ができるようになっただけで十分過ぎる進化なのだが、水泳時に使用すると泳法やターン判定まで計測できるというのだから驚くばかりだ。3つ目は、大幅に「軽量化」されたことだ。重量は旧機種の101gから63gへと、38gも軽量化されている。装着したときに実感する軽さはこの数字以上に大きく、装着時の「ゴツさ」はかなり軽減された印象を受けた。G-SHOCKはゴツくてナンボという製品でもあるので、好みが分かれるところではあるが、睡眠時にも装着する本機の特性を考えると、軽量化によって装着時の負担感が和らいだことは非常に重要なポイントだと言える。


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↑左はGBD-H1000、右はGBD-H2000。裏面が大きく変わっている。


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スマホアプリ画面。就寝・起床時刻はかなり正確。

 

ほかにも、スマホからの通知を受信した際に、すぐに画面に全文が表示されるように設定できるようになったこと(旧機種は7回以上ボタンを押さないと表示できなかった)、USB充電コードの接触部分がクリップ式になり固定性が高まったこと(従来は固定が緩くて充電が認識されないことが多々あった)、バンドが180度まで開くようになり机に平置きできるようになったことなど、細かい使い勝手が改善されているところも満足している。旧機種使用時の不満点は、ほぼ解消されたといっていい。もちろん、G-SHOCKらしい無骨で飽きのこないデザインも気に入っているし、スマホアプリ「CASIO WATCHES」も従来のアプリより使いやすくなっていると感じている。「4代目」の使用期間は3年1ヶ月ほどで、これまでで最も短くなったが、本機はもっと長く活躍してくれるだろうと期待している。

 

(80分)