スマホ(3代目)

11月中旬、ワイモバイルのオンラインショップで新しいスマホを買った。2018年2月に店頭で購入した旧機種(SHARP製 Android One S1)が、3つの大きな問題を抱えていたのが買い換えの理由だった。第一に、最低限のアプリしか入れていないにもかかわらず内蔵メモリの使用率(使用容量)が常に95%以上となり、新たなアプリを入れられないのみならず、ほかのアプリを削除しないと既存のアプリの更新すらままならない状態になっていたこと。第二に、Bluetoothの規格が古く、10月に購入したオーディオテクニカの完全ワイヤレスイヤホン(ATH-CKS5TW KH)が接続できず、使用できなかったこと。第三に、以前にスマホを踏みつけてしまったことがあり、筐体にヒビが入っていて、防水性や耐久性に懸念があったこと、である。これらの問題は、今回購入した京セラ製「Android One S8」への機種変更により、全て発展的に解消された。すなわち、内蔵メモリは16GBから64GBに増大し、Bluetooth規格は4.1から5.1に、当然ながら筐体は新品で無傷になった。のみならず、画面サイズ、バッテリー容量、カメラ画素数、外部メモリ(microSDカード)の対応最大容量など、あらゆる基本性能が向上しており、通常レンズと超広角レンズのデュアルカメラ、マイナンバーカード等との連携に使うNFC、カメラによる顔認識で画面ロックの解除ができる生体認証などの旧機種になかった機能も搭載されていて、スペックの差は歴然である。これだけの高機能・高性能にも関わらず、オンラインショップでのセール価格はわずか「4,320円」だったのだから、驚きを通り越して、何かの間違いだったのではないだろうかと心配になってしまうほどだ。何はともあれ、1ヶ月間使ってみての使い勝手も申し分なく、筐体が大きくてズボンのポケットに入らないことにさえ目をつぶれば、つくづくいい買い物をしたものだと満足している。


ちなみに、ワイヤレスイヤホンをスマホBluetooth接続して使い始めたことで、家の中ならスマホを携帯せずにどこでも音楽が聴ける、Zoom等でリモート朝活読書会をしているときに家族に呼ばれて対応しなければならないときにも、ヘッドホンの着脱やスマホの操作をせずに装着したまま離席・復帰できるなど、ワイヤレスならではの画期的なメリットも存分に享受している。こちらは販売価格9,900円のところ、ポイントを使って実質5,600円で購入したので、やはりいい買い物ができたと感じている。正直音質には若干気になる点もあるのだが、機能が最優先だったのでそこに不満は無い。10年使ったiPod Classic 160GBを故障で手放し、15年近く大事に使ってきたSONYカナル型ヘッドホン(MDR-EX90SL)をヤフオクで売却するなど、今年は音響機器の整理を進めた1年でもあった。自分のこだわりのために時間とお金を使える時代はまだまだ先になりそう(あるいは来なそう)だから、ここで一旦リセットしよう、使い勝手だけに的を絞って、オーディオはスマホ+ワイヤレスイヤホンに機能を集約しようというのがその理由だった。スマホも、イヤホンも、買った値段にかかわらず、長く大事に使っていくつもりである。

 

 

 

 

<新旧スマホのスペック>

www.ymobile.jp

 

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(60分)